月を見たとき。
季節の移ろいを感じたとき。
感動します。
それとともにふと、寂しくなります。
この感情を何と言うのでしょうか。
何かが足りないような、欠けているような、泣きたいような、この感情を。
私が死ぬとき悲しむのは、死ぬことじゃない気がします。
月が好きだから、もう見れなくなることを。
季節の変わり目の風が好きだから、もう感じれなくなることを。
自分が好きなことがもう出来なくなることを悲しみます。
私は、最後まで小さなことを楽しみたい。
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ななしさん
私は、青空かなぁ。
落ち込んでたりする日に限って、とびっきり綺麗だったりします。
奴らは粋だな、と思います。
硝子玉
ななしさん
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世の中にある人と、栖とまたかくのごとし。
(中略)
知らず、生れ死ぬる人、何方より来たりて、何方へか去る。また知らず、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その主と栖と、無常を争ふさま、いはばあさがほの露に異ならず。或は露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕を待つ事なし。
方丈記
無常観?
ななしさん
秋の宵の侘びしさですね。
私もよく月を眺めます。
深い藍色と漆黒の空が冴え冴えとして、とても冷たい。
浮かびあがる月光の優しさと無数の星に息をのみます。
温かな日の光に照らされて、白金のススキの穂が揺れる様も、月に照らされて白銀に輝くススキが風に揺れる様も、そのどれもが、ただただ優しくて心を奪われます。
ひとしきり堪能した後、小腹が空くのでお餅を頂きます。
毒々しい紅をさしたような月は、禍々しくて怖ろしい。
山吹色の月は 高揚し気が尊大になる。
何故か駆り立てられるような不安が生じて、とても美しいけれど、心が乱されます。
どの月も美しく見事ですが、やはり、白く輝く冷たい月。
凍えそうな程、荘厳であるのに優しく温かな光を放つ様が、私を魅了してやまないのです。
月は 良いですね。
おばあ
ななしさん
一夜で千里を超える程の強い願いをもたねばならない状況で、鞘から抜ける人生を送らざるを得なかった方も、また、そうでない平穏無事に幕をとじた方にも、それぞれ皆に平等に月を眺める余裕は与えられているのではないかと、そうあって欲しいものだと期待しております。
49日まで、好きに邂逅し、姿を認識してもらえず触れ合えなくとも、家族に寄り添い、月を眺める幸せを頂けるなら有り難いので、そうであったなら良いなあと希望しております。
おばあ
ななしさん
寂寞。
ななしさん
寂寥感ですかね…
私もこの世界で見つけた好きなものと引き離されるのが悲しいです。
ななしさん
ああ、とても共感したし、その素直さに嫉妬を覚えるくらい羨ましかった。
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