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相手に本音も言えないうちじゃ恋愛なんてするもんじゃないな。別れ話の文面を考えてるだけで動悸がする

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相手に本音も言えないうちじゃ恋愛なんてするもんじゃないな。
別れ話の文面を考えてるだけで動悸がする。

人を傷つけるのって怖いなあ。
それが意図的であるのなら尚更。

でも、別れたことを考えた方が目の前の視界がひらけたような気がするなら、きっと別れた方がいいんだと思う。

オシャレをもっと自由に楽しみたい。
バイトをめちゃくちゃ頑張りたい。
別にそれを彼氏に「するな」と言われたわけじゃないけど、どうしても萎縮して、遠慮してしまう自分がいる。
どうしてかな。
そんなことを理由に別れるなんておかしいかな(別にそれだけじゃないけど)。

別れるより先に、勝手に自由気ままになってみるべきなのかな。
先に、話し合いくらいしてみるべきだったかな。

どうしてそのくらいのことが、私には難しいんだろう。
「次なら上手くやれる」
「次は最初から素直になろう」
って思って、このまま逃げ出したいと思う。そして、それが最適解だとも思ってる。
もっと自由になった状態でまた一から人間関係を考え直したい。
自由になってからやっと、本当の自由も不自由も考えられるようになるような気がするから。

どうでもいいけど、明確な人に向けた言葉を書こうと思うと、また自然と人がちゃんと理解できるような文章を書くようになれるものなんだな。
心なしか、今日の小瓶の文章もいつもより数段やわらかいような気がする。

久しぶりだな。
昔はこんな風に書いてたっけ
もっと拙かったけど。
アカウントを何回か消しちゃって、それでも結局何度もここに戻ってきてしまって
気がついたら私が宛名のないメールを訪れてから、実に6年を超えていた。

りとるおれんじ、孤島、そして湖
それが私の使ってきた名前。
覚えてる人、はいないかな。
思えば
中学、高校前半、受験期と大学
って、なんとなくアカウントも分かれてた感じがするなあ。

なんだかやっと「湖」の、長い冬が明けはじめた気がするよ。

言葉遊びみたいだけど、実際私の心は高校二年生の冬から実に二年間もの間、時が止まっていたんだ。

春が待ち遠しいな。
でも、私は冬が好きだ。
だから、その冬を再びこうやって実感を持って感じられるようになって嬉しい。
長い間ずっと、それすらできなかった。

カウンセリングに行ってもどうしようもなかった。
ただただ苦しかった。
こんなに苦しいのに、離人感で気が狂いそうだったのに、この正体不明の苦しみから逃れるためなら窓から飛び降りたいとすら思ったのに
それでもまわりに正常と判断される自分自身のことが、理解できなかった。

この世においては誰も私のことを理解してはくれないんだとそこで悟った。
だから私も誰かに私のことを説明しようとするのをやめた。
説明しようとするのを、脳が拒んで、うまく出力できなくなった。
私はずっと、死んでいた。
死にながら生きていた。
死にながら腐臭がするのを必死で隠して、死にながら、生きていた頃よりも必死で実際に生きてる人間に擬態した。

だから、本当に良かった。
もう一度、生き直せてよかった。
目指せたはずの大学には足元にも及ばない大学で今では過ごしているけれど
私が今生きている
それだけでも、多分マシだった。

そう、私がこうして今生きていること、そのことに一役買ってくれたのが彼氏だ。
その人を、私は今から意図的に傷つけようとしている。

私は私が彼に感謝して、恩を返すことから逃げようとしている、のかもしれない。

でもこれも(もちろん私はその罪から逃げるつもりもないが)考えようによっては、私がまたこの人生を生きれるようになるための、最後の過程なのかもしれない。

あなたに最初で最後に、私の思ってることを説明できたら、私、また生き直せる気がしている。

最低かな。
最低かも。

ごめんね、あなたの貴重な時間を5ヶ月も奪ってしまって。
あなたは私を心の支えとまで言ってくれたのに、こんな裏切るようなことばかりを考えてしまって。

誠実で、責任感があって、朗らかで、鷹揚で、本当に人として尊敬していた。

だけど、それだけじゃうまくいかないよね。
私は尊敬しているあなたから得られる好意を利用するだけして、伝えるべき本音を全然伝えられはしなかったな。

もしかしたら今後後悔するのかもね。
結局誰のことを好きになったところでまた嫌気がさして逃げたくなるのかもしれない。
私はそういうどうしようもない人間で、いつか、あなたをこんな形で裏切ったことを後悔する日が来るのかもしれない。

でもこれは、今の私が精一杯考えて決めたことだから。
別れる別れない、どっちにしろあなたに対して誠実にいられることが厳しいならどうするべきか、私なりに考えたつもりだ。

ちょっと顔がよかっただけのこんなやつのことを好きにならせてしまってごめんと思う。
あなたならもっといい人が見つかるよ、きっと。

多分、生きてる世界が違いすぎた。
私はあなたみたいにはなれないよ。
うん、やっぱ、いい人すぎてつらかったのもあるのかもしれない。
あなたの聖人ぷりを目にするたびに、自分が締め付けられてしまうような思いがした。

立ち振る舞いや在り方だけで人を善に導くようなその姿に惹かれたこともたしかだけど
同時に、時が経つにつれて、その姿こそが重荷にもなっていたような気がする。

「湖ほど気の合う人ははじめて」
あなたも、もしかしたら生きづらかったのかな。口に出しもしなかっただけで。

ごめんね、あなたの誠実さを、私も引き受けることができなかったよ。
だけどね、あなたのその誠実さを、どれだけ生きづらくてもその年まで背負ってきたというのは、私は本当にすごいことだと思うんだよ。
私はここまで来るのに、本当にいろいろ捨ててきたから。

あなたは強い人だよ、本当に。
この言葉も、きっと言わないで終わるのかもしれないけど。

言わないで終わることがたくさんあるね。
あなたを壊したくなくて言わなかったことがたくさんあるよ。
あなたの好きじゃないものが私は好きだったし、あなたの好きなものは、私、好きじゃなかった。
そこのところを尊重し合えればよかったのかもしれないけど、私にはそんな勇気なかった。

あなたの好きなものを一方的に認めてる方が楽だった。
それが、答えかも。

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