親に責められた。
学校も塾も休んで、家で勉強もせずにダラダラして、いい加減にしなさいって。
しんどいって言ったら、じゃあそれはいつ治るのって言われた。
分からないよ、そんなの。
分からないから、いつか治るって希望にすがって、休んでるの。
去年無理して登校して、結局何もできなくなった。
だから、今年は同じことを繰り返さないように、自分を甘やかしてあげようって思ってた。
だけどもう、自分がしんどいかどうかもわからないや。
これくらいのしんどさなら、みんな感じているかもしれない。
その上でみんなは頑張ってるのかもしれない。
私が休んでるのは、ただの甘えかもしれない。
もう分からないの。
元気だった頃の感覚を、忘れてしまった。
確か、生きるのが楽しかったような気がする。
歩いていたら自然とスキップになるくらい、体が軽かった気がする。
でももう戻れないなら、しんどくても休んじゃだめだよね。
だって、それだとこれから一生働けないでしょう？
これくらい耐えないと。
だから、いつ治るのって質問には、こう答えなきゃいけない。
もう治ったよって。
そして、学校も塾もちゃんと行って、せめて見た目だけでも元気になるの。
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蒼月
パン、辛かったね。すごく心配してます。親も確かに不安を感じているのはわかるけど、それをぶつけられると困るし苦しいよね。元気なときを覚えてないほど、パンは苦しんでるんだよ。自分だと誤魔化してしまうかもしれないけど、俺が言うね。休んで。元気じゃないままでもいいんだよ。それがパンなんだから。パンの苦しみは他の人よりも軽いなんてことないからね。
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