彼女を見たとき夢だと気づいた。
泣きながらこれは夢なんだと伝えハグをすると、彼女は困ったように笑った。何かを言っていたが、覚えていない。
彼女の私より大きな身体が優しく私を包んでくれた。(デブジャナイヨッ)
私は同性の背に抱きつく癖があった。しかし夢ではバックハグではなく普通のハグだった。
修学旅行の一幕のようだった。何をしていたのかは曖昧で、ほとんど何も覚えてはいないが、それは妙にリアルな質感を持っていて、私はここが夢の世界ではなく、パラレルワールドの一種なのではないかと考えたほどだった。
修学旅行を終えた。帰りのバスから降りる。私はもう逢えないんだとまた泣いた。彼女は困ったように笑ってハグをしてくれた。何かを言っていたが記憶には残らなかった。
◆
初恋。小、中学生の頃の話だ。
私は「レズビアン」という言葉を知りながらも、とうとうその恋心に気付くことは無かった。
大人になった今、彼女を夢に見るようになってようやく気づいた。なんと哀れなことか。
当時恋人だった異性の奴には申し訳なく思う。何故あんなにもすぐに冷めてしまったのか。簡単な話だ。それは本命がいたからである。
また会いたいと願っても、連絡手段がないのだ。それに今の私には既にパートナーが居る。人に聞いてまで会いたいか、と言われても首を横に振るしかない。
今のパートナーにも申し訳なく思う。君のことは夢に見ないのに、彼女ばかりが夢に出るんだ。
それでも、夢でいいから、また逢いたい。
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私にも会いたい人がいるので、夢でも会いたい気持ちは分かります。
本当に時々ですが私も会いたい人が夢に出てきます。
普段は忘れているのに夢に出てきてしまうと思い出して切なくなります。
でも夢の中では楽しいし、夢だとしてもまた会えるなら会いたいと思ってしまいます。
VR技術とか進歩したら自由に夢が見られたりさるんですかね。
主さんのみた修学旅行の夢みたいなシチュエーションだけ設定して、後は自動生成で良い感じに望んだ夢を見られるとかあったらいいのにと妄想してしまいます。
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