今まで、死ぬために生きてきた
友達が居るから生きていると思って、友達を傷つけてみた。
それでも、自ら謝ってしまい、また友達として仲良くしてしまった。
今度は、嫌いな人と仲良くしてみようと思った。
地獄みたいだった。死にたい気持ちが強くなった。でも、まだ足りなかった。
だから嫌いな人と交際してみた。
最悪の気分だった。でも、だからこそ、死ぬことに利用できると思った。毎日ラインをして、学校でも常に一緒にいた。
もう死ねると思ってベランダから身を乗り出してみた。
また駄目だ。足は震えていて、恐怖しているのがよく分かった。
考えた。今まで考えもしなかったことを。死ねないのは、勇気がないだけだと思っていた。
でも違った。僕は、死にたくないんだ。生きていたいんだ。
気づいてしまった。一生知らなくていいそれを。
気づいたら知らない自分には戻れない。もう、生きていくしか無くなった。
だから、死ぬためにしてたことを捨てなければならない。
友達付き合い。嫌いなあの人との交際。
問題は山積みだが、自分の気持ちに嘘をつくのはもうやめると決めたから。
でも、死にたい気持ちは完全には無くならない。一度理解したら、それはずっと残るのだろう。
どんなに嬉しい事があっても。本当の恋を知っても。僕の心にまとわりついて、僕の心を抑えるのだろう。
ずっと、ずっと、一生、鎖みたいに巻き付いて。
周りの皆と同じように生きることは二度とできない。
でも、日陰で見ているだけでもいいから。
まだみんなと一緒にいたい。
知りたいと言う欲求に対して、ちゃんと行動に移せてすごいなと思いました。
何だろう、昔の文豪みたいだなと思ったけれど、心理学の本とか読むと面白いかもよ?
嫌いな人と仲良くなることって難しいよ。結構な年いく大人だって出来ない人は出来ない。すごい。
「死にたい気持ち」は完全に無くさなくて良いと私は思っています。「死にたい」と思った時はどういう時に起こるのか考えてみると良いかも。苦手なことだったり、無理していたり、すごく辛い時だと思うので、危機感知だと思うのですよ。「死にたい」と思ったら頑張りすぎている証拠なのかな〜と思って、私は美味しい物を食べに行ったり、泣ける映画見たり、好きなことをします。
そうすると、「この漫画が完結するまで死ねないわ!」とやる気が出たり。
みんなと一緒にいたい。良いじゃない!
一緒にいれば良いいよ!小瓶主さん、絶対面白い人だと思うよ。もし私が友達だったら、「どういう気持ちで嫌いな人と仲良く出来たの?聖人なの?」とか質問しちゃう。