LINEスタンプ 宛メとは?

この小瓶には、#うつぺんキルキルの二次創作小説が入っています。興味のある方、また動画アーカイブをご覧の方のみ、拾ってください。

カテゴリ
名前を呼んで

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注意事項

※本作品は、2023年2月18日に〇〇の主役は我々だ!様のYoutubeチャンネルにて行われた、クトゥルフ神話trpg 「キルキルイキル」#うつぺんキルキルの重大なネタバレを含みます。
動画アーカイブご視聴後の閲覧を推奨いたします。

※本作品には、本編以外にYoutubeで行われた感想会のネタバレも含みます。
動画アーカイブご視聴後の閲覧を推奨いたします。

※本作品は、うつぺんキルキルのネタバレを含みますが、本編とは一切関係のない二次創作(ifストーリー)でございます。

※捏造や個人的解釈を含みます。

※無断転載、パクり、参考などは全面禁止しております。

※誤字脱字や、言葉の使い方、文の区切り方など、間違えている箇所が多々あるかも知れません。
「中学一年生が書いた文だしな」と、どうか温かい目で読んでください。

※物凄く読みにくく、話の流れがよく掴めない小説となっております。

※感想や考察は大歓迎でございます。
お返事を書いて頂けると、わたくしのモチベーションにも繋がりますので、是非沢山のお返事を流していただけると嬉しいです。

※本作品はフィクションです。

それらを踏まえた上で、大丈夫という方は、先へお進み下さい。

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「桃子っ!」
弱々しい声であたしの名前を呼ぶ彼女。あたしがあげたヘアオイルを毎日つけているそうで、前よりも綺麗になった黒髪を靡かせて近づいてくる。
あたしが「なに?」と聞くと、ダイヤの原石と呼ぶに相応しいその顔がぱぁっと晴れ、見えない尻尾をブンブン振る。
あたしの隣にいた人。あたしとずっと一緒にいた人。あたしの大事な親友。
「桃子、そろそろ目覚める時間だよ」
「水面...?」

はっと目が覚める。どうやら夢だったようだ。ふらふらな足取りで鏡まで歩けば、そこにはいつものあたしがいた。
あの出来事からどれだけの月日が流れたのだろう、と言いたくなるほど、とても長く感じる。まだ1ヶ月しか経っていないというのに。
今もリビングに戻れば、水面がいる気がしてならない。家に帰れば「おかえり」と言ってくれる水面がいる気がしてならない。
彼女のいた生活を知っているからこそ、今の景色が全てモノクロに見える。
でも、きっと最初からこうだったんだ。あの頃から、水面はいなかった。いや、あたしはいなかった。全てあたしたちの頭の中の物語に過ぎなかった。

あの日から包丁を使うことが出来なくなった。医者に相談したところ、時間をかけて治療していこうとのことだった。
時間をかけたところで、彼女が戻ってくる訳でもないのに。
なんて、脳内で悪態をつきながら、今日も病院に行く。医者によると、改善はしているそうだ。
今は水面に縛られている、少しずつ、少しずつその縄を解いていこうと言われた。
水面になら、ずっと縛られても良いな。なんて、思っていても世間はそれを許してくれないから、あたしは難しい顔をして今もその縄を緩めている。

夢を追いかける彼女は、キラキラしていて、とても可愛くて。アイドルを目指すあたしが馬鹿らしく思えた。
でも、水面はあたしの夢を応援してくれた。まだ地下アイドルで、ファンも少ないけれど、あたしのライブには必ず来てくれた。
素直で真っ直ぐな水面と、捻くれたあたし。水面はあたしを慕ってくれるけれど、本当に慕うべきはあたしの方なの。
生きるべきは、貴方だったのに。

最後に、水面にメイクをしてあげたかった。可愛い姿にしてあげたかった。でもね、水面はその姿でも十分に綺麗だから、辞めたの。ありのままの水面と、ちゃんとお別れをしたかったから。
それに水面はVtuber。顔なんて出さないもんね。

水面の泣き顔が、頭から離れないよ。ねぇ。生きたかったんでしょ。まだ活動したかったんでしょ。
貴方は、自分を主張しない子だから。
でも不思議よね。貴方が自分から何かをやりたいって言ったの、Vtuberの件以来なのよ。昔っから、貴方は自分の芯を曲げないのね。自分が消えると選んだ時も。
貴方とはさよならをしたはずなのに。悲しいよ、寂しいよ。何も出来なかった自分が悔しいよ。
貴方から貰ったシュシュを見る度に、涙が溢れてくるの。
鏡を見る度に、ここに映るべきは貴方だって思うの。
貴方と、もう一度会いたいの。
ねぇ、水面。
また、名前を呼んでよ。貴方の声で。あたしの名前を。
「名前をっ......呼んでっ...!」

“桃子”

「っ水面!!」
あぁ、また、幻だ。
伝う涙は、貴方に届いてるかな。



「届いているよ」
3cm開いた窓から吹く隙間風が、妙に暖かかった。




fin.
mzk
199433通目の宛名のないメール
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mzk
(小瓶主)
ザクロ様へ。

お返事ありがとうございます。
キルキルイキル遊ばれたんですね。
とても羨ましいです。
わたくしはもう配信を見てしまいましたから、初見で楽しむことが出来なくなってしまったのでね。
そのセッションの感想も、いつか聞かせてください。
楽しみにしております。

うつぺんキルキルの世界観を壊さず、感動するような小説が書けたでしょうか?
でしたら嬉しいです。
初めて見たキルキルイキルがうつぺんでして、こんなに儚いシナリオなんだ、と思いながら目にティッシュを当ててぐずぐず泣いた記憶があります。
それをどうしても小説にしたくて、勢いで書きました。
そして、キルキルイキルは◯助様のファンになった理由の一つでございます。

是非コネしにキルキルもご視聴ください。
こちらもとても良いセッションでしたので。
こちらこそ、いつもお返事ありがとうございます。
物凄く嬉しいです。
モチベーションも上がります。

改めて、お返事ありがとうございます。
またのご感想をお待ちしております。
小説見させてもらいました。
自分がキルキルイキルを通過して、うつぺんキルキルイキルも視聴したのでやっと見ることが出来ました。これを見てまた泣いちゃいました。まだ、最近のことだったので頭が整理できてなかったんですよね。けど、このお話の一つ一つの描写でセッションをもう一度感じました。コネしにキルキルイキルもまた視聴したら、見ようと思います。いつも素敵な小説をありがとうございます。
mzk
(小瓶主)
結菜様へ。

お返事ありがとうございます。

1番だなんて、とても嬉しいです。
その1番をキープできるよう、日々精進して行きます。
これからも愛読して頂けると幸いです。

改めて、お返事ありがとうございます。
またのご感想、お待ちしております。
もう、凄い!

僕が今まで読んできた小説の中で、一番好きなのが、モズクさんが書いた小説。

これからも愛読していけたらな。

なんてね。
mzk
(小瓶主)
ツキカ様へ。

お返事ありがとうございます。
沢山の感想、とても嬉しく思います。

わたくしもロボむつ、うつぺん、コネしにの中では、うつぺんキルキルが1番泣いたセッションでした。
キルキルイキル自体、確定ロストシナリオでありますから、多少の覚悟はしてきました。
が、やっぱりロストは駄目ですね。
何度見ても泣いてしまいます。

うつぺんキルキルはコネしにキルキルとは違う“愛情”を感じました。
キャラシを見た時は、水面→→←桃子なのかと思いましたが水面→→(→→)(←←)←←桃子なんですよね。
互いが同じほどの大きさの愛を捧げていて、同じほどの愛を隠し持っている。
水面が消えた今、桃子はそれがどばっと溢れてしまっているのだと考えました。

好きな文をピックアップしてくれたんですね...!
本当に嬉しいです!
特に最後の文は何度も練り直して決めた文なので、好きと言ってもらえて嬉しいです。
少し切なく、それでいて希望を持たせる終わり方にするにはどうすれば良いか、と何度も悩み書き直したところなんです。
現実的なお話をしますと、実に30分以上かけて創りました。
ちなみに、なぜ3cmにしたのかと言いますと、sha様KPのキルキルイキルは全てで3つだからです。

こんなにも沢山お褒めて頂いて光栄です。
わたくしは物語を創るのが好きなのですが、それにあった語彙力がないので、未完のまま放置してしまうことが多々あります。
けれど、我々の奇妙な日常の二次創作小説を完成させ、この海に流し、ツキカ様からのお返事を頂いた時。
これ以上ない感動と喜びに出会いました。
わたくしの家庭はSNSを禁止しているので、誰かに小説を読んで頂くこと、ましてや感想を頂くことなど今までなかったのです。
(現在も親に内緒でこのサイトを使っているのですが...)
それから、小説を書くのがとても楽しくなりました。
もうこれはわたくしだけの作品ではない。
誰かに笑顔と感動を届ける作品なのだと。
そう思ってからは、自身の語彙力も格段に上がった気がします。
これからも沢山の笑いや涙をお届けしたいと思っております。
是非次回作も見て頂けたら嬉しいです。
次回作は現在制作中ですので、完成したらまたお返事を頂けると幸いです。

こちらこそ、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
貴方からのお返事で、わたくしは本当に頑張れております。
生きることが出来ています。
改めて、お返事ありがとうございます。
またのご感想お待ちしております。
今日も神作品を摂取させてくださってありがとうございます…!
うつぺんキルキルは今まで観たセッションの中でも一番泣いたセッションでした。
観ながら部屋でずっと号泣していたせいで母に本気で心配されたことを思い出します笑 
終わった後、しばらく心にぽっかり穴が空いてしまったような、感情が涙と一緒に持っていかれたような喪失感を感じていたことも忘れられません。

桃子のストレートな水面ちゃんへの愛情がひしひしと伝わってくる小説でした。
桃子も水面も、言動の一つ一つに相手への愛情がこもっているんですよね。そんな様子が表現されていてとても良かったです!

「水面になら、ずっと縛られても良いな。なんて、思っていても世間はそれを許してくれないから、あたしは難しい顔をして今もその縄を緩めている。」
苦しみながら生きる桃子の様子がこの1文だけでありありと目に浮かびます。
「鏡を見る度に、ここに映るべきは貴方だって思うの。」
直接的な表現ではないのにリアリティがあって、桃子の切実な思いが伝わってきます。
「3cm開いた窓から吹く隙間風が、妙に暖かかった。」
これは凄い!3cmという僅かな隙間から吹く風なので、妙に暖かいというのも勘違いかと思ってしまいそうですが、水面ちゃんからのメッセージだと信じたい!!桃子には信じて欲しい!!!そんな風に思わせるmzkの言葉選びに感服しました…。
以上、私的好きな文トップ3でした。笑

今までに流してくれた小説は、どれもmzkの綺麗な語彙とそれらをしっくりくる表現になるよう組み合わせていくmzkのワードチョイス、ワードセンスの良さが光っていて本当に凄いなと思います。
素敵な作品をありがとうございます…!
mzk、大好きです。愛しています。
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