今まで、「死ぬ」ってことに、
あんまり実感がなかったわけ。
「自殺」っていうのをテーマにした
ニュースとか観ても、
なんとも思わないわけじゃないけど、
ふぅん、くらいにしか思ってなかった。
おじいちゃんが死んだときも、
ヒトってこんなにあっけないのか、って絶望した。
動かなくなって、
冷たくなって、
この世から一人、「ヒト」が消える。
その瞬間があっけなさ過ぎて絶望した。
でも昨日さ、学校の屋上へ行ったの。
そのときに、柵から下をのぞいた時、
「あ、ここから落ちたら、死ねる」って思ったの。
そう思ったら、本当に死ぬことしか考えられなくて。
死んだほうが楽だ、死んだほうがマシだ、死んだほうが…ってずっと考えてるの。
私はみんなより辛いことはなかった。
普通の環境で、普通に生きてきた。
でもなんで「普通」に生きてきたのに
「死にたい」って思っちゃうの?
そんなこの世の中は、おかしいよね?
泣くことすらできなくて、
絶望の隅の隅でずっと蹲ってる。