最初の方は、貴方が同じ空間にいても視界に入れなかったし話もしないようにしていた。
でも、同じ空間にいると話したいと思ってしまう。
最後の方は、貴方はずっと先生と話し込んでいましたね。
それを見て、寂しい、会話に入りたいと思ってしまった。
こんなにも会話に入れないものなんですね、って後で先生に言ってみた。
それを聞いていた貴方は、さっきの事について「入らない方がいい会話もあるよ」と言いましたね。
お前は入ってくるなと釘を刺されて、線を引かれて断絶されたような気がしてしまった。
そういう事ですか。入ってくるな、邪魔するなという事ですか。
試しに、前回私がお休みした件について話してみた。
貴方に嫌われたかもしれないという事が引っかかっていたと言ったら、「大丈夫、嫌うほど興味ないから」と言われた。
人間はそんなに他人に興味がない事は知っている。でも、刺されたような感覚だった。
分かってます、自分が一番。興味持たれる価値なんかないです。
冗談めかして何とかごまかしたけど、刺さったままだった。
貴方は私を大事にしてくれる(優しくしてくれる)かもしれないという変な考えがあった事も言った。
他人に対する無条件の期待はやめた方がいいと言いましたね。
分かりました、今のままでは貴方も嫌な思いをしかねないし、私も辛い。
貴方への期待も興味も捨てます。
貴方が何を言おうと知りません、興味ないから。
嘘かもしれない適当な発言なんて聞けません。
貴方が私の味方なんて思いません、期待してないから。
こんな風に張り合う態度しか取れないのは私の悪い所ですね。
最後に、貴方に今まで嫌な思いをさせていたかもしれない事を謝れたのは良かった。
何となく拒絶されてきた感覚はあったのに、どうしてすぐ手を引かないで執着していたのかは謎。
諦め悪いね、君。
興味ないと言いつつ、私の話に付き合ってくれたのはどうしてなのかも謎。
別れる時に手を振ってくれたのも謎。
素が優しい人だから、それがデフォルトという事にしておこう。また変な期待しちゃうと本末転倒だし。
これでいい。壁を作って離れよう。