自分は中学生の頃、不登校だった。それでもどうにか全日制高校に入ることが出来た。それから一週間は特に何も問題なく、過ごすことができていた。中学にほとんど行っていない自分からしたら、それだけでもすごいことだと思う。
週末、予定があったため、私は東北にある母親の実家に帰省した。どうしても東北となると5~6時間かかってしまう。だから日曜日に家に到着した時刻は夜の10時頃。そこからご飯を食べて、本来ならお風呂に入って明日の準備をしたりしなければいけないのだろうが、どうしても私は疲れて寝てしまった。
次に起きた時にはもう朝で、お風呂も入っていないし、明日の準備も全くできていなかったことに加えて、寝てもかなり疲れが残っていた。これは言い訳になるのかもしれないが、車の中でも一睡もしておらず、実家の方でもかなり色んな人に会ったため、ずっと気を張っていた。だから、今日だけは休もうと母親に伝えたら、当然怒られた。
まぁ、それはそうだろう。高校は中学と違って義務教育ではないし、単位や出席日数も大事であることは重々承知している。それに、今回は「一日だけ」と決めていた。中学の時の休み初めの時ですら、今後行くことは一切ないと決めていたため、あの時とは違う。
つまり、一日だけはサボろうと母親の反対を押し切って休んだ。この休日ではかなり休めたし、明日からはしっかり行こうと決めていた。だが、仕事から帰ってきた母親は無視をし、ただテレビを見ていただけの私に「うるさい」と言って、テレビを消された。
母親が言いたいこともわかる。中学三年間、行かなかったんだから、一度休んだらもう行かないだろうと。そう思ってキレてるんだろう。だが、これだけキレられていると「明日から行く」と伝えるタイミングもない。というか、話しかけるな、顔も見たくないとまで言われてしまった。
ここまでくると、逆にこっちが行きたくなくなる。ずっと行く気だったのに、その空気でどんどんその気持ちが削がれていく。何より、「学校を休んでいる自分を認めてくれていなかった」という気持ちが働いてしまった。
そりゃあ、そんなもの認める親なんていないと思うが、自分的には心のどこかで認めてくれているのではないかと、思っていた。でも学校に行かせることは諦めたことは知っていた。それでもやっぱり、と期待してしまっていた自分は、ただただ幼稚すぎる。
それでも、行く意思があるのに「もう今後はいかない」と勝手に決めつけられ、それに対してキレている姿を見ると、どうしても「あぁ、やっぱり学校に行っていないとダメなんだ、行かない自分は嫌いなんだ」と思ってしまう。
そりゃあ、親も人間だし、子供に「普通」を求めることぐらいわかってる。でも正直、怒るんじゃなくて認めてほしかったな。
今回の件でスマホも没収されたし、行く気も削がれたし、たぶんこれは学校退学するかな。通信制高校に転入するか。でもまぁ、そうなったら家出ていかなきゃいけないし、バイトもしないといけないし、あー、どうすっかな。
なんかいっちょ前に夢なんて持ってる自分馬鹿馬鹿しいし、早く捨てて、負け犬は負け犬らしく、野垂れ死ねばいいのに。……なーんて書いてるけど、死ねないんだよなぁ、これが。怖いんだよ。
高校入学祝いくれた親戚の皆さん、本当にすみません。気まずくて、もうこれ全員と縁切るしかないんじゃないかな。こんな自分と仲良くしてくれた友達もさすがにこんなに落ちぶれちゃあ、一緒にいたくないよね。
あー、これからどうしようかな。もう八方塞がりで生きていたくないよ。どれだけ謝ったら許してもらえるんだろうか。色んな人に迷惑かけてるし、きっとどれだけ謝っても許してもらえないだろう。異常な奴はやっぱり普通の高校に行くべきじゃなかった。
こんなになるなら、何のためにこの世に存在してる意味がないじゃん。生きてようが、後ろ指指されるような奴じゃ、ただのくそ野郎だ。
自分に関わってくれた、関わりざる負えなかった人たち、本当にごめんなさい。
私は普通に生きれそうにありません。