(今宵の独り言。そんなに長くはないよん)
星の光ってさ。考えさせられるよ。
使い古された言葉を言えば。
何億光年の彼方から、
消えた跡も輝き続けてる。
なんだかさ。
死んだ人たちみたいだなって。
様々な生き方があるよ。
様々な明るさがあるよ。
様々な輝きがあるよ。
様々な色があるよ。
そこにはもう、いない星たち。
光は、その歴史。
俺たちと光を繋いでくれている、
宇宙は星星の教科書。
俺たちはきっと、
誰かの背中を見ているんだ。
そして見られている。
生きていても、死んだあとも。
だから思うんだ。
星の光って、綺麗だよね。
虚しいような感動したような、
変な気持ちにさせられる。
そして、さ。
星の光を俺たちが見て、
その光を見た輝きが「今」なんだね。
世の中の白も黒も、裏も表も、
純粋に光ってるじゃないか。
きっとこれも、
何処かで使われた思いなのだろうかな。
自分じゃその輝きに気付けないとはね。
蝶になりたい蛾