今日、ふと気づくと狼に寄りかかっていた人間が2人、いなくなっていました。
慌てて辺りを見回すと、足跡がふたつ反対方向に続いていました。
ひとつは海へ。
そこには砂浜に文字が書いてありました。
「行ってきます。今までありがとう。
またいつか、帰ってきたらよろしくね。」
もうひとつは崖へ。
覗いても何も見えない真っ暗な底。
淵には石で削って書かれた文字。
「ごめんなさい。今までありがとう。」
狼は涙が出ません。
残ったのは、何かなくなったような、そんな心だけ。
同じ「ありがとう」という文字。
それなのに、
狼はまた歩きます。
止まるわけにはいきませんから。
新しい出会いをするために。
2人の人間に、また会える日まで。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
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ぱんださん、お返事ありがとう。
そうですね。
狼もちゃんと休憩をとって、みんなを心配させないようにしないと、走っている意味がなくなりますね。
なるほど。泣く「べき」ではないですね。
泣きたいから泣く、そういうものでしたね。
少し考えが深まりました。
ありがとう、ぱんださん。
アリスさん、お返事ありがとう。
ありがとう。アリスさんも共に幸せを享受できますように。
なまえのないこびんさん、お返事ありがとう。
そうですね。この気持ちは痛くても、忘れないように心に置いておきます。
、千夏、月、波留さん、お返事ありがとう。
そうだといいですね。そう願うばかりです。
ななしさん、お返事ありがとう。
そうですね。色とりどりの世界がある。
でも狼は歩きます。そのためにいるんですから。
大丈夫。まだあなた達がいるから、狼は折れません。
リウムさん、お返事ありがとう。
狼も2人の行先を否定したりしません。狼も応援します。
リウムさんが好きな時に寄りかかって、好きな時に歩いていってください。
いつでも狼は浜辺にいます。
ふゆさん。
無理は、なさらないでください。
ふゆさんだって、生きているんですから。
時々、足を止めて。
休息だったり、周りを見渡すのも1つだと思います。
ですが、これはあくまで、私が思うことですから。
涙が出ないのなら、むりに出さなくていいし。
「泣く“べき”」ということはないって。
それに、『ふゆさん』のために。『皆』のために。
「泣かない“べき”」という考え方も。
あったかもしれません。
あなたの言葉で、救われている人は沢山います。
あなたが居ないと、崩れる人は大勢居るでしょう。
だから。
ふゆさんには。
貴方には。
感情のままに生きてほしいです。
私達人間が、自由の道を歩けなかった代わりに。
貴方には『自由』の道を歩いてほしいのです。
ふゆさん。
私の価値観を押し付けてしまって。
ごめんなさい。
それでは、
また。
ありがとう。
そして、
お疲れ様。
ぱんだより。
どんなことがあっても狼さんは歩き続けますね
時には深い海の底に潜り
時には海岸を小瓶探しのために歩き回り
そんな狼さんが頼れるからその2人の人たちも
寄りかかっていたのでしょう
今その2人は新しい道に歩いて行きました
どこに行くかも、何をするのかもわかりません
でも本人の意思で進んだのなら
どんな道でも応援はしたいと思います
私は一歩歩き出す勇気がありません
まだ狼さんに寄りかからせてください
ななしさん
狼さんが悲しみに打ちのめされてしまうんじゃないかと心配してる。
涙が出なくてどうしていいか分からないなら、浜辺に座ってしばらく休めばいい。
無理に歩き出そうとしなくてもいいよ。
浜辺は広くて、でも狭くて、時間も早く過ぎたり、ゆっくり過ぎたり、誰か来たり、去って行ったり。色々。
でもみんな、いつかはそっと流されていくから。
私も泣けません
亡くなった大切な人
死のうとしている大好きな人
心がありえないほど痛むのに
泣けないふゆさんに寄りかかっていた人は分かりませんが、ふゆさんにしあわせが訪れることを願っています。
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