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学部時代に中退したK君のこと

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学部に入って

サークルに入って

知り合った人の中に

K君という人がいました

K君は最初

私のことを

変な人だなと思って

いたそうです

飲み会で

K君が初めての

本格的な酒に酔い

どうしようもなくなり

二人でK君の家まで

歩いて帰ったのは

良い思い出です

そのK君

学部時代に

俺の家に来ている時に

辛そうにして

動けなくなりました

型は違いますが

俺と同じ

統合失調症だったそうです

彼は学校を休学しました

休学中にいろいろ

連絡を取り合いました

その中には

ん?

と言えるものもあったのですが

今思えば

それは

彼の病状が

強く出たもので

あったのでしょう

色々話を聞きました

その中で

彼は

行政書士の資格を

取りたいといいました

実際、彼が

統合失調症になったのは

更年期に入ったお母さんが

精神のバランスが崩れ

それに対して

不覚にも彼が言い返してしまったようで

それが本当の理由かは

もちろん定かではありませんが

残念ながら自殺してしまったとのことでした

そのことがショックだったのだと思います

それを考えると

よく立ち直ったものだと

思いました

私も行政書士の講座を取っていた頃です

彼には惜しみ無く

情報や戦略を教えましたし

時には教材を送りました

そうして

彼は

努力の甲斐あり

試験に受かりました

問題が難しすぎて

合格基準点が下がった年でした

それでも彼は

200点オーバーで

受かりました

その前にも

宅建、FPと受かっていました

大したものです

そんな彼が

次は社労士を目指すと言います

私は彼に教材を支援しました

私も生活が苦しい頃だったので

生活物資を

彼は支援してくれました

有難いことです

そして、あるとき

俺が彼に

弱音を吐いたときのことです

もういつまで悲劇のヒロインでいるんですか!

そう言ってきたのです

オイオイ...

随分偉くなったな

あの頃の君の弱音を聞いた俺を

今度は足蹴にするのか?

俺は悲劇のヒロインという

言葉が大嫌いです

それは人の中身を全否定するものだからです

これを言われると

今までのことは

皆無駄だったんだよ

そういう風に言われている気がして

ならないのです

しかしです

これはこれで良かったのかもしれない



思うようにもなりました

正常に戻ること

それは

優しい人が

優しい人を足蹴にできるほどの

ことができることではないのかと

そして彼はその舞台に立っている

それを考えると

俺が彼に足蹴になることは

むしろ喜ぶべきことではないか?

そう思えました

だから私は

彼の言葉を飲み込みました

そして彼はめでたく

夏の試験に受かりました

今では彼が

定かではありませんが

正社員として働いているということ

一回電話を掛けて来たときに

自動車事故のことだったが、それでも元気でいたこと

そして

行政書士に受かった時に

四国の田舎から

京都に挨拶にきてくれたこと

それらを総合すれば

彼に対する色々な感情は

もちろん今は連絡が取れませんが

彼は元気でやっている

だから俺は嬉しい

その一言でしょう

もちろん確証はありません

昔のように精神病院に入院しているかもしれません

そうとは言っても

私が彼に微細ながら援助をしたこと

これは

病気で駄目になりかけた

一人の青年を救ったことであると

私は自負しています

もちろん最終的には彼のやる気、精神力です

とは言え

彼が私の情報等を役に立ったと

面と向かって言ってくれたということは

少なくとも私は

一人の青年を立ち直らせたという点で

存在する価値があったと

言ってもいいのではないでしょうか

それに便りのないのはよい便りといいます

それを考えれば

彼は元気でやっているでしょう

それが私にとって何よりの薬です

自分が幸せになってこその他人の幸せだ

それは傲慢だ

そういう人がいると思います

ですがそういう人はこういう体験をしたことがあるでしょうか

そしてそういうあなたは満足しているのでしょうか

ただ一つ考えさせられたのは

正常になるということは

優しい人の

考えを否定し、足蹴にすることであり

その過程の中では

昔優しかった人でもそのような考え方を持つ

では本当の優しさとは?

ということでした

成功している人から見れば

馴れ合い

という一言で

済ますかも

しれませんね

さてこの話を読んで

皆さんはどう考えましたか?

思うところがあれば

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オコジョ
(小瓶主)
私の信条と言っては

生意気ですが

かけた情けは水に流せ受けた情けは石に刻めというものがあります

ひょっとしたら

K君はもう

私のことなど忘れて

日常生活を楽しんでいるかも

しれませんね

でも、それはそれで良いと思うのです

私のことを

忘れられるくらい

リアルが充実しているのならば

私はそれを陰から応援するだけです

彼のリアルが充実しているのならば

私が悲劇のヒロインと呼ばれたことなど

何ともありません

私としては

彼が元気で

仕事に励み

日常生活を楽しんでいる

そのことを聞いたならば

これ程嬉しいことはないでしょうし

私が支援した甲斐があったと思っています

彼には努力できるという

才能があります

私はその才能はないので

彼がその才能を

良い方に生かし

世の中の役に立つ

人になることを

願ってやみません
ななしさん
オコジョさんに、切って捨てるような言葉を投げかけたK君は。
もしかしたら、その時は未だ
『自らの来し方を振り返った上で、他者の置かれた状況や心情を斟酌すること』
ができる程には、心が回復しきれていない状態だったのではないか、と思いました。

「自分だって、君の援けを受けて頑張って、ここまでやれるようになったんだ。だから、君にも頑張ってほしい」
というような、焦り交じりの、応援のつもりの強い言葉だったのかもな、とも思いました。

K君が、その瞬間どのような意図を以て発言したのか、ひょっとするとK君当人もそこまで深く考えずに口をついて出た言葉だったのかもしれません(そういうことは結構よくありますよね。つまり言った方は憶えていないぐらいの勢いで投げた言葉が、図らずも受け手の心には深く刺さってしまう、というような)。


優しさ というのは難しいもので。
強く、そして賢くなければ、上手に使うことができない。
そして、自分一人の中だけで完結できるものではない。
ストライクゾーンに入らなければ、どんな剛速球もアウトか、下手すると暴投、デッドボールになってしまう。

K君は、オコジョさんからの優しさを受け止められたからこそ、生きる活力を得て結果に繋げることができたのでしょう。
彼が受けられるところに、しっかりボールを投げ続けられたオコジョさんの、それは確かに 優しさ に他ならないと私は思います。


正常/異常は多数決で決められるものではないけれど、社会の仕組みはコストの面からどうしても多数派に寄りがちで。
すなわちそれが普通、それが正常、とミスリードされてしまう側面はあるように感じます。
だから、優しさについて、多数派有利の世間的?に正しいかそうでないかの尺度で測り決めようとするのは、いささか危険なのではないかしら。
あくまでも、渡し手と受け手との間で生まれたことを軸にしたらいいのではないか、というのが私見です。
もちろん、優しさは必ずしも、いつでも柔らかく相手を傷つけないものである、とは言えないけれども。


以上、小瓶を読ませていただいて、ふわーっと頭に浮かんできた「思うところ」の諸々でした。
本当にふわーっと、、なので、脈絡のない文章になっている個所も多々あるかと存じますが、なにとぞ御容赦くださいまし。
ううむ、もっと考えよう。。


かつて心に刺さった言葉と傷について、恨みや嫌悪に転嫁して済ませてしまうのではなく、深く考え続けることでK君への気持ちを昇華し、さらに思考を外にまで広げていくオコジョさんの思慮深さを尊敬します。

様々に思いを巡らせる機会を下さって、ありがとう。

私も、もっと年齢を重ねて、経験を積んで、若い頃の繊細さや柔軟さはなるたけ失うことなく、いい意味でちょっとだけ鈍感になって。
そうしたら、今よりも少しは上手に『優しさ』を受け渡せるようになるかしら。
いつか、そうなれたらいいんだけど。


あ。
オコジョさんもK君も、よきご友人に恵まれましたね。
素晴らしい出会いでしたね。
ななしさん
すげぇ。目が潤みましたよ。
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