もっと早く伝えたら、伝えてくれたら、あの時に受け入れてくれたら。
せめて嘘をつかないでいてくれたら。
辛くても悲しくても、それでも幸せだったのに。
感情は全部、貴方のためにあるみたいで、それすら愛しかったのに。
私のことを好きになってくれたら、唯一にして欲しかった。そばに置いて欲しかった。
でも私じゃなかった、ずっと、ずっと、これからも、私なんていらなかった。必要なかった。
あまりにも、無意味な私が一層面白くて、だから、貴方を忘れないうちに、愛が温かいうちに、憎しみが熱いうちに、眠ってしまいたい。