朝が来る前に何度も目が覚める、今日は1時、3時、5時、ただトイレに行くために目が覚めるのとは違う。急に目が冷めて、不安が押し寄せる。睡眠不足の力を借りて、なんとかまた眠るが、5時に起きてからは仕事のことを考えて眠れなくなる。いつからか食事量が減り、食べても上腹部の不快感が持続する。体重は3ヶ月で10kg落ちた。あんなに食事の誘惑に弱かった自分。やればできるじゃないか。
これまで自分の仕事は社会の役に立っているのかなどというありがちなやりがいで悩むことはなかった。少なくとも目の前の患者さんに誠意を尽くしていれば恨まれたりはしなかった。
今まで内科医として働いた5年間、最大限の誠意を見せて働いてきたつもりだった。精神科医になった今は違う。誠意を見せれば利用される。見せなければ罵倒される。患者さんとの適切な距離感とは何なのか。無能な僕にはわからない。
一生、仕事は続く。それと家族を養うことを天秤にかける。毎日いつも自問自答している。世間からすれば家族を優先することが当たり前なのに。みんな歯を食いしばって働いているのに。その踏ん切りがつかない。どこかに「嫌だ」という気持ちが自分の中に潜んでいるのがわかる。いや、潜んでいるのではない。それが私の堂々とした本音なのだろう。それを考え始めると、更に自分のことが嫌になってしょうがない。
憲法で生きる権利は保証されているが、死ぬ権利は保証されていない。果たして今の自分が健康で文化的な生活を遅れていると言えるのだろうか。自死すればすぐに風評被害に家族が苦しむことになる。”医者の自殺”。何もなかった自分が注目を浴びる最初で最後の機会になるだろう。自分の死体を見た我が子の心の傷。親より先に先立つ事。妻には計り知れない迷惑をかけるだろう。それらを考えると簡単には死ねないものだ。でも、むこう数十年、この状態が続く。それは逃れられない。みんな歯を食いしばって家族のために働いているのに。自分はそれができない幼稚で未熟な男だ。それなのに家庭に恵まれてしまった。その資格はないのに。
どこか遠い山の中で、何も持たずにひっそり死ねたら。子供が自分の死体をみるよりマシだと信じよう。父さん、母さんせっかく医者にしてくれたのにごめんなさい。本当に無責任な夫で申し訳ないな。勝手な親で本当にごめん。
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名前のない小瓶
コロナ禍になり…患者さんが増えているようで、診察をされる先生方は本当に大変で心労も多いと思います。
お医者さんも人間です。
踏ん張りが効かないときや、歯を食い縛って頑張れない時もあります。
どうか…踏みとどまって、休職をされるか、他の科に変えてもらったりして欲しいです。
ななしさん
つらいですね。
私の知っている範囲でも、鬱病になってしまった精神科医が2人います。
それだけ精神的に負担の大きい仕事なのでしょう。
精神科医からまた内科医に戻る事は可能ですか?
もしできるのなら、一旦休んで休養されてからそうされたらどうでしょう?
家庭を持つ資格がないとか、そんな事はありません。
病気になりたくなくても病気になる時はなるし、頑張ってもどうしようもない時や、頑張りたくても頑張れない時だってあります。
生きていて下さると嬉しいです。
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名前のない小瓶
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