沈黙の中、彼は重たそうに口を開きました
「本当に申し訳なかった。」
私の彼は、初めて私に手を上げました。
痛いとか
辛いとか
怖いじゃなくて
1番最初に来た感情は
どうして?でした。
私の彼は36歳
私は21歳の年の差カップルです。
彼はお酒を飲むのが日課で
良く2人で晩酌をしてました。
お酒に飲まれるなんて言葉をよく耳にしますが
私の彼はまさに、お酒に飲まれてました。
ある晩に、酔いつぶれた彼が帰ってきて
鏡を殴り、扉を蹴り、更には自分を殴り始めました。
私は必死に止めました。
するとやけくそのように
「全部お前のせいだ。」
「お前のせいで人生めちゃくちゃだ。」
それからは一瞬の出来事で
私の体には傷が残りました。
これが人生で初めてのDVでした。
次の日になって
彼は私の家に訪ねてきました。
「自分でも、どうしてあんな事になったのか分からない。」
「もう別れよう、二度とおなじ過ちをしたくない。」
私は思いました。
なんて都合のいい言葉だろう
好きなだけ飲んで
好きなだけ遊びに出かけて
嫉妬をすれば文句を言われ
心配をすればめんどくさいと言われる
挙句の果てには八つ当たり
彼にとって私は都合いいサンドバックだったのでしょうか。
「どうでも良かったらこんな事しない。」
と、言われましたが
典型的なDVだと気づいたとき、
私は今までと同じように彼に接する事は無理だと悟りました。
私が何を言いたかったと言うと
今すぐに手放せなんて酷な事は言いません。
だけど、相手に合わせすぎて
機嫌をとって
自分を見失わないでください。
あなたという人はこの世に1人なんだから
相手の色になんて染まらなくていい
こんなに偉そうに書いてますが
私が私に言わなければいけない事でもあるんですけどね
長々と失礼しました。