あの子は聞いてきた
「○○好きな人いるの?誰?!」
「もしかしてRさん?!」
体育祭のとき
一緒にかっこいいねって
盛り上がってたのはこの子だった。
私が失恋して
落ちこんでるときに
きゃ~見ちゃった~
ってR先輩が好きなあの子は喋る
羨ましいよ
純粋に一筋に、R先輩を好きになれたらよかった
でも、
でも
もう戻れない
私は決めたんだ
もう振り向かせない
振り向いてもらうこともできない
だから、私の代わりにR先輩に恋してね
真っ直ぐに恋してね
それと、いつもR先輩のエピソード教えてくれたH(男子)、
ありがとう
掃除終わりに窓の外見てると
Hが窓を開けた
思わず
涼しい
と言った
「昨日Rさんと一緒に帰ったよ」
「いや絶対うそやん」
「まあそうだけど、帰りにハイタッチしてもらった」
「うそなんかい、よかったね」
「今日Rさんに手降ってもらった」
「別にいいし」
「ふぅん」
こんな会話ばっかりだった。
それも限って掃除終わりに。
君には私がもうR先輩を好きじゃないことを
伝えないでおく。
マウントしか取られてないけど
教えてくれてありがとう。
それと、元カノと仲良くね
あの子は私の友達でもあるんだから
E先輩への恋も
もう終わるのかもしれない
明日の大会で県大会行けなかったら
部活引退
もう接点がない
会えない
見れない
嫌だよ
辞めたくないよ
好きだから
見ていたいのに
一言も喋らないまま終わってしまう
誕生日が1日違いで嬉しかった。
今日のバス、同じ台に乗れて嬉しかった。
もう泣きそう
R先輩、
諦めたはずなのに
まだ胸が痛いです
E先輩、
県大会
出てください
もう2人も同時に失恋したら
辛すぎて息ができないよ。