とても残念な事に俺はサイコパスである。働きたくないし、働かないで暮らしてゆける方法や理屈を探っているのである。だが、そうでない時期もあった。しかし、そうなってしまったのには、そのきっかけを与えてくれた人がいたという事だ………。
と言っても、働きたいか働きたくないかは気分次第で変わるかもしれない。魅力的な美女が男たちからさんざんモテる男の条件を聞かれ最終的に「女は気分によって相手を選ぶものです」と言い返すようになるのと似ている(でも彼女は最初から、心優しいお金持ちのイケメンが好きである)。
さて、働かないサイコパス的な視点から労働者社会の実態について考察してみよう。
まず自由経済とは、生き残りをかけた競争である。近代的な会社にとって競争を出し抜く最善策は1つ、安価で質の良い商品をより多く提供し続ける事に尽きる。安価で質の良い商品を提供している近代的な会社は、仕事のできる人間を安く雇い入れているか、そこそこの給料で長時間働かせているかである。近代的な会社は仕事のできない人間を多く雇うより、仕事のできる人間だけを絞って雇いたいと考える。仕事のできない人間には長くいて欲しくない。会社は新人に研修期間を設けて、多くの試練を与えて、ストレスの耐性を試すのである。俺も約2年の間に新人を3回経験したが、新人は何やってもボロカスに言われるので、ボロカス言われるのが新人の仕事だと考えるようになった。新人はいつまで新人か、という問題もある。研修期間も終わり仕事も覚えたけど、新人は次の新人が現れるまで、新人扱いされるのではないかと俺は考えている。
その前に、会社が仕事のできない人間を辞めさせたい場合についての考察をしよう。仕事のできない労働者は、仕事のできる下っ端労働者たちに悪口や意地悪をしてもらって、自己都合で辞めさせるのである。それが一番キレイな方法となる。暗黙の了解だとしても、会社は責任も負わないで済む。自殺されても、その責任は当事者の労働者に着せればよい。上司が仕事のできない人物を守らないのは、自分の身を守るためであり、会社のためにもなるから、当然といえば当然なのである。一緒になって陰で悪口言っていたとしてもごく普通の事だと考えるべきだ。むしろ直接的に何もしないだけでもありがたいと思うべきだろう。
一方、労働者たちは会社という閉鎖的な空間の中で、自分たちの競争に勤しんでいる。自分が一番、会社に貢献しているところを見せようとしているし、その努力をしている。実体験から言わせてもらうと、同一作業を行う者同士でも、早いか遅いかや、精確さや、仕事の話をどれだけしたかを競っているのである。ちなみにその差に何の付加価値もない。にも関わらず、どれだけ頑張っても会社は評価してくれないと感じており、その不満の矛先を新人や若造、弱そうなやつ、いわゆる仕事のできない労働者にぶつけるのだ。些細なミスや欠点を見つけては、周りに言いふらして同調者を得ると、上司に報告するのである。しかし思ったほどの効果も結果もないから、仕事中にプレッシャーを与えたり、威圧したり、脅したり、精神的に傷つくような話をしたり、ストーカー行為にまで及んで追い込んでゆくのである。その人は、相対的には会社から評価を得ているのに、それだけでは不満だった。クビにしてもいいくらいなのになぜクビにしないのか?と、思っており、それくらいの評価の差を望んでいたのである。
労働者は淡々と自分の仕事をしてその報酬だけを貰えばいいのだと思っていたら、大間違いである。最低限の事をやっているつもりでも、彼らから言わせれば全然できておらず、社会人として、人間として失格の烙印をどしどし押してくるのである。そうして辞めて出て行った敗者にはトラウマが残り、一方で残った勝者にも、俺は会社のためにしてきたのにこの程度しか評価してくれないという思いが残るはずだ。いずれにしても、仕事のできない人間は、仕事を失う。
社会人として人間として失格の烙印を押された仕事のできない者はどうやって生きてゆけばよいのだろうか?
俺は自分が怠け者だと責めた事もあったが、サイコパス的にそれはNOだ。
生きるために万引きや窃盗をする前に、まずは社会保障を受けるべきである。失業保険、場合によっては弁護士などに手続きしてもらい障害者年金を貰う。トラウマが残った以上、似た状況で被害妄想をするようでは、仕事のできる精神状態とは言えないからだ。
そこまでひどくない、頑張りたいというなら、トラウマを克服できるプログラムを用意してみる。職業訓練を受けたりまたはアルバイトをしたりしながら自己改善に取り組むのである。金銭的に苦しかったらハローワークや自治体に相談すればよい。何もしてくれないなら、万引きや窃盗をすればいい。これだけ切り詰めて切り詰めて生活しているんだという証拠があれば、万引きの1つや2つ何の怖れがあるというのか?働きたくても働けない、必死に生きているのにどうして自分だけこんな目に合うのかと、その恨みつらみを社会にぶつけてゆけばいいのである。しかし、何をしても誰からも信用されない人間はいる。働こうという気持ちに切り替えられるか否かは、その時、信用してくれるかどうかにかかっていると言っても過言ではない。
もし俺が、働かないで異性からモテて充実した性生活を送っているとしたら、どうぞ殺してくれ。まったくそうでないのに敵意や悪意を向けてくるなら、俺だって頑なになるだろう。確かに俺は半分頭がイカれているのかもしれないが、そうでないと信じたいのである。
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サイコパスは自分のことを自称サイコパスなどとは発信せず、むしろ小瓶主さんの他の小瓶にある例えで言うならば巧妙に偽装した善人づらをしてここのサイトに来ることもなくコンクリートジャングルで甘い汁を吸っているはずだと思って読み始めました。
小瓶主さんはまっとうな方だと思います。そして理知的なのに恵まれない場に置かれている人だと見えますが、これが今の日本の現状なのですね。政治の腐った部分が私達市民に降り掛かっているのの被害を受けているとしか思えませんでした。
性生活に関して言うならば、私は同性を庇護するためにあまり言いたくないですが出会い系サイトなんかを使えば相手は簡単につかまりますよ。後腐れない関係にできるかなども特に心配いらないでしょう、そこまでしてそういったことに書き込む女子は余程ですし、気をつけないといけないのは偽装ホステスやサクラらしいと聞きましたが。。
今時はネットでそうやって出会いを探してる人はたくさんいますよ。私が女なのに何故ここまで詳しいかといえば彼氏がそういう人間だったのと私自身出会い系に出来心で登録したことがあるからです。どんな反応が得られるものかと。とまあ私の話はどうでも良いです。
私はまだ学生で、それでも社会の腐敗に多少触れる機会があって今業を煮やしていますが小瓶主さんはとにかく公的な支援を踏み倒して使い倒してでも、何かしら充足感が得られて自分がまともかどうか確かめる状況から抜け出せたらきっと変わるのだと思います。
大したことも知らない若造の意見ですが、何故こんな明晰な方がこんな不遇な目に合うのか悔しくて堪りませんでした。
公的機関もまた正直クソ度合いがあると思うのでそこは心してかからないといけませんが、いくらかでも楽になればいいなと思いお返事します。
鬱病の大学生より。
ななしさん
サイコパスは良心があんまりなく、衝動性もあるとのことで
万引きや窃盗をする前に、まずは社会保障を受けるべき
って考えない気がする
非情に共感できる内容で到底頭がおかしいとは思えませんね。
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