私は女の子。身体の性・性自認・性的志向全て「女」で一致。性的マジョリティに属する(LGBTQ+のBやPではないとは言い切れないけど)。
それでも私は男のひとになりたいと思う。
「女」である自分が嫌だ。「女」として生きていくと思うと悲しくなる。
ブラなんて窮屈なものと、透け防止としてのキャミ(一体型はそれはそれで気持ち悪い)。式典のときの正しい姿勢。メイク。
多分これらは全て「身だしなみ・マナー」として必要なもの。
男のひとより力が弱く、守られる存在。
男のひとと同じように振る舞うと「ガサツ」「口が悪い」。
殴り合いの喧嘩の代わりに、ことばの暴力として陰口を。
賞味期限が短く、若作りしなきゃいけない。
家庭では共働きでも家事担当(兼業主婦)。
言い訳がましく、責任逃れを画策し、謝らない。
何年我慢すればいいのか分からない25日周期でくる生理と、それに伴う母親の「孫が見たい」。
ぱっと思いつく嫌なところ。頑張ればもっと沢山出てくると思う。
もちろん、個人によるので全ての人に当てはまるわけでもなければ私も性別で人を判断しようとは思ってないけれど。
女であるために避けられない部分もあるし、その状況の中で何十年生きなければならないのだろうと思うと目の前が真っ暗で何も見えなくなる。
今は17歳です。今から数えて生理を100回迎える頃には死ねているといいですね……。
小瓶主さんと似た気持ちをかかえている者です。
小瓶主さんの投稿を見て、私も高校生の頃、なんで女だけ窮屈なブラなんてもの着けないといけないのかと憤り、生理のせいで試験前に具合が悪くなって悔しい思いをしていたことを思い出しました。
社会の意識や法制度が変わっていくことで、女性差別は少しずつ改善されてるとはいえ、まだまだ女性であることによる事実上の不利益は存在するように感じます。
一方で、私たち自身が自分たちに課している、こうあるべきという呪いのようなものを感じることもあります。
女は見た目が全て、何歳を超えたら賞味期限切れ。痴漢やストーカーに遭っても自己責任。結婚が女の幸せ。子供を産んで一人前。母親なら家事育児をこなせて当たり前。
そんなわけの分からない固定観念に縛られて、自分らしく主体的に生きられないなんて、やってられません。ガサツだ女らしくないと笑う人には笑わせておきましょう。小瓶主さんが毅然とした生き方をしていれば、男女ともにそんな価値観に縛られない人が周りに現れます。決して小瓶主さんがごく少数派なのではなく、多くの人が心の中で抱えていることだと思います。
女である自分を受け入れるのは難しいですし、悔しい思い、情けない思いをするかもしれませんが、私も一緒にがんばります。
小瓶主さんのようなやり切れない思いをかかえた高校生がおられると知って、あなたが社会に出られる頃には、少しでも女に生まれて悪くなかったな、と感じられるような社会にしていきたいと思いました。小瓶主さんらしい生き方を見つけられますように願っています。