宛名のないメール

先天的な才能、能力、頭脳。
後天的な努力、知識、技能。
それよりも羨望するものがある。

仲間。

独りの私には、ないものだから。

困った時に助けられ、
困っていたら助けてあげる。
迷惑を掛け合える同士。

共に励み、共に感情を共有する。
時には喧嘩をし、仲直りする。
結ばれた友情の絆。

一緒にいても苦じゃなくて、
穏やかな幸せを噛み締めることができる存在。
恋人とはまた違う心地の良さ。
（だからといって、恋人はいないが）

気軽に誘え、挑戦を本気で応援をしてくれる。
必要とされ、私もまた必要としている。
そんな存在が欲しかった。

私の周りには、誰も居なかった。

実際に聞いてみたわけではない。
だが、直感的に分かるものだ。
私はズレている、と。

分からないんだ。周りの感性が。
分かりたくないんだ。汚染されるようで。
だから、仲間が居ないのかもしれない。

でも、それで仲間が出来るなら、
私はそんなものは仲間とは呼ばない。

上っ面だけでくっつきたくなんてない。
遠慮するくらいなら、とっとと離れてしまえ。
仲良しこよしも素晴らしい茶番だが、違う。

仲間なんてのは、そんなもんじゃない。
お互いの魂をぶつけ合うんだ。
自身の本能をぶつけて、ぶつけられて、
お互いに認め、讃え合い、友となる。

本当はそういうものなんじゃないか？

ぬるま湯に浸かりきった自称評論家。
相手に合わせたつまらんおべっか共。
自分が偉いと勘違いしている自信過剰者。
鼻で嗤い、本気で取り組まない天才気取り。
他人を人間とは認めすらしない世間知らず。

いらないわ、仲間としては。
世の中の縮図としては必要でも、
自己探求での過程では関わりたくはない。

自分とは違う価値観でもいい。
相手の夢中になっているものが分からなくてもいい。
変なやつだっていい。
男とか、女とかも関係ない。

仲間ってものはそういうもんでしょ。

本気で取り組めば、集まるものかな？
それは分からないけど、そうだといいな。

私は仲間が欲しい。
仲間がいる人達が羨ましい。
けど、それが本当に仲間なのかは、
自分自身の認識によってなのかもしれない。

仲間と感じる。
それが一番大事なのかな。
なんか、そういうことだと思う。

名前のない小瓶

112564通目の宛名のないメール

小瓶主の返事あり

小瓶を保存

お返事が届いています

ななしさん（小瓶主）

お返事を書いてくださった方々へ。
こんな生意気な小瓶に対してのメッセージ、私自身で受け止めました。

確かにそもそもこれは理想なのかもしれません。それに、私は臆病者です。

なら、私が悪いのか？
そうとは思いません。
それが私ですからね。

結局、この匿名の場所でしか発しない奴に『本気』で関わる人はいないのでしょう。

それでも、お返事をくれた方々。
私の本音を聞いてくれて、感謝します。

言いたいことを言う。
現実の私には到底出来ません。

でも、そんな私でも、
『つながり』が出来るとしたら。

''まだ仲間を待ってみようかな''

私なりに答えが出ました。

二通目のお返事を書いてくれた方。
掲げるモノが似ている同士。
何処かで会えたのなら、
仲間になれたかもしれませんね。

最後に改めて、ありがとうございました。
仲間。
そう感じる瞬間に出会えれば……良いな。

ななしさん

私は50目前のおばちゃんです。

少ないながらも、仲間だと思える人がいます。

どうやって、そう思えてきたんだろうと思い返してみると、今までの人生で大小さまざまなハプニングがあった時、その時にそばにいた人と分かり合えて今の関係に至ってることが多い気がします。
ハプニングってたまたまだし、その時にそばいた人もたまたまなのかもしれないんだけど、ハプニングの時って本性でちゃうしね、いい事でも悪い事でも、本性晒した上で、起きた事柄に共感できちゃって、一緒に対処して、解決とかまでいって、最後も達成感や反省を共感できたとき、なんだか仲間だ！と思えるのかもしれないなあ。
それから一緒にいることが増えて、いいことも悪いことも積み重ねて、今もなお、なのかも。
仲間と思える人たちとは、それぞれの人生がありますから、今では年に何回連絡取ってるんだろう？という感じですが、なんだか、意識しなくても気持ちは繋がっていると思っています。大袈裟に言えばキズナとでもいうんでしょうかね。

あの時、関わってなかったら今感じることがなかった『つながり』。

日常の中にきっかけはふってくるよ。

ななしさん

あなたが手にしたいものは恋人を見つけるより難しい気がします。

私も欲しかった。

本気でぶつかり合いたかった。
少しの誤解ですれ違い、本気で向き合ってはもらえず、話し合うことすら相手にされず、仲違いしておわった。

漫画のようにはいかなかった。
一度喧嘩したくらいで終わってしまう友情なんかいっそ切れてしまえばいい。そう私も思っている。
本当にきれてしまうご縁ばかり。

あなたが理想とする仲間と私が理想とする仲間がにていました。

いきているから、育ちや生き方が違うから時に衝突し、わかりあえない事もあるけれど、その先にお互いを思いやる心がある。某忍者の漫画の友情がほんとに理想です。

いつ得られるのか検討もつきません。
そんな深い絆は生き死にがかかってないと得られないのかもしれませんが…

性別、年代すらわかりませんし、であうこともないでしょうが現実世界で出会えれば、根本にその考えがあるあなたとは、なれたかもしれません。

仲間とやらに。

仲間と、感じる大事なことですね。

まりちゃん

前提でガードより
まず飛び込んでみて
生身の人間の温度を知ってみてもいいような気がした。

脳内の仲間とリアルの
現実の温度って違うなあと
わたし個人は思うこと多いなー

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

好きだった人が夢に出てきて今日は一緒に飲んでた。今でも思い出すと胸が締め付けられるような人だから複雑。親と喧嘩しました。仕事に集中できない。日中は周りが気になってしまう。残業して夜やるけどやっぱり前より集中できない…夜中までやって、ようやく、って感じずっと間違ったまま周りに迷惑をかけ続けている自傷についてまた母に怒られて失神してしまいました。妹よ、私の目の前からいなくなれ親友からの信頼を全て失った話ぼくって浮いてない？（集団のなか馴染んでないとか他者との間に壁があるとかそういう感覚の）浮いてない？でもメッセージボトルは海に浮かぶものだ。【マルコの福音書 8:34-35】悪口や愚痴を言ったり、嘘をついたり、そういうことをしていると心が苦しくなってくる読書を失う。ずっと読書が好きだった。偏っていようがなんだろうがマンガも含めて。でももう読書はムリかな。時間が取れないし、何より著者の考えを辿るのが辛い。あんな嘘つかなきゃ良かった。結局自分を偽ったって離れる人は離れるのに。誰かを傷つけてまで生きていく資格なんか私には無いんだだから死なないとすとぷり推しの方は見ないでください。歴史の本を読んでて大正〜昭和くらいの花嫁花婿の写真見てたらなんかいいなと思った。ニコリともせずに型通りの堅い服とポーズで、今の結婚の写真とは全然違う。この間、美容室行って美容師さんと会話したわけだけれど……実際声に出して話したことと、脳内に留めた言葉が半々。って感じ。本当はもっと話したい……！ような、話すのめんどい……ようなずっと1人で

羨ましがるくらい、いいじゃない。先天的な才能、能力、頭脳。後天的な努力、知識、技能。それよりも羨望するものがある。仲間。独りの私には、ないものだから