子供の頃は自分は何でも出来るんだって思ってた。
将来は何になれるんだろうって自分の可能性を信じてた。
でも違った。
出来ることなんかほんの少ししかなくて自分には存在価値がないんだって思った。
自分がいなくなっても世間は知らずに回っていく。
どんなに頑張ったとしても理想の自分には程遠く
いろんな失敗を思い出して苦しんで後悔して
死のうと思った時もあった。
この苦しみから逃れたくて
でも出来なかった。
飛び降りようとしても
道路に飛び出してみても
何も食事をとらなくても
死ねなかった。
いや、死ねなかったんじゃなくて
まだ生きたいと心の奥底では思っていたのかもしれない。
今もこうして自分は息をして生きている。
笑える。
ねぇ、
自分に生きる理由をください。