自分で自分の首を絞めているのは分かっているけれど…。
逃げてしまう。
やっと、四六時中自分を追い詰める事を、少し緩める方法が見つかって、
少しづつ気持ちを落ち着けることが出来るようになってきた。
その方法のひとつ。本を読む。
今まで読書なんて、ほとんどした事なかったけど、気が付けばもう、200冊ぐらいは読んでいるかもしれない。
言い換えれば、その分だけ、私は現実から逃げている。
現実はもう、猶予がない。
本なんか読んでいる場合ではない。
自分でも、それは十分、嫌というほど理解している。
それでも、逃げずにはいられない。
ここまで理性を戻すことに、多少の落ち着きを取り戻すことに、死んでしまわないように、必死で自分の気持ちと戦ってきた。
だから、余計に怖いのだ。
ここから先が、私にとっての本当の戦いだから。
ちょっとでも、すすむと、今までの苦労が一瞬で無になるほど、私の心の状態が悪化する。
また落ちて、またこのスタート地点まで這い上がってくる力は、正直もう出ない。
だから、余計に怖い。
そして今日も、現状を守るために、進まずに逃げている。
明らかに、無駄な抵抗。
自業自得となるのも、わかりきっている。
こんな私は、やる気がないと思われても仕方ないのだろうな…。
心の現状維持なんて、言い訳でしかないのだろうか…。
わたしとしては、現状維持も頑張っている事のつもりなんだけれど、冷静に考えたら逃げているのだから、自分に甘いだけなのかもしれない。
切迫つまった状況で、本読んで逃げてるんだから…。
ホントにヤバいのに…。
逃げるしかできない…。
やっぱり情けない…。
自分が、情けない…。
そんな事言っても仕方ないんだけど…。
どうにもできない…。
死んでしまえばいいのに。
と、思ってしまう…。
これも、単なる逃げなんだけど…。
家族がいなかったら、消えたい。