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だから、私は生きるのです。私の今までの話をします。私は、ある家の妹として生まれました。両親にとっては、待望の女の子でした

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私の今までの話をします。

私は、ある家の妹として生まれました。
両親にとっては、待望の女の子でした。
両親は仲が良く、兄も優しく、祖父母との関係も良好な絵に描いたような家庭でした。

しかし、小学生になってから、兄の同級生からからかわれるようになりました。
兄が、あまり賢くなかったからでした。

何故、兄の勉強の不出来さで、石を当てられたり、ニヤニヤと笑われ声をかけられたりしなければならないのか。とても不思議でした。
当時、両親は兄のことで悩んでいたこともあり、私はこれについて黙っていました。


中学に入り、5月、6月だったと思います。
いじめがはじまりました。
きっかけは未だに分かりませんが、首謀者曰く、調子に乗っているから、とのことでした。

クラスの全員からの無視でした。
すれ違えば舌打ち。時々、陰口や菌扱い。
漫画にあるような教科書を捨てることや、水浸しなんてのはありませんでした。

小学校からの友人は全員クラスが違ったことや、助けの求め方なんて知りませんから、登下校で一緒に行動することが、精一杯でした。

また、両親は仕事環境が変わって大変そうでしたので、これもまた黙っていようと思いました。

しかし、女の勘と言いますか、流石は母親と言いますか、学校で何かあっただろうと問われました。それでも、私は黙っていようと思っていたのですが、ぽろぽろと涙が溢れてしまいました。
知ってくれている人がいるだけで、少し気が楽になりました。
夜は眠れないし、朝は起きれず、朝食も吐いてしまうような状態でしたが、それでも母は支えてくれました。

そうして、乗り越えようと思っていた矢先でした。

いじめアンケートというものが配られました。いじめはあるか、されている人はいないか…そんな内容のものです。
助けを求めようと書きました。が、先生は、だらしない人と言いますか、いじめのことを何とも思ってないのでしょうか。
教室の教卓の上に置いたままにしていました。
そして、首謀者の家来のような人間が紙をぺらぺらと捲って見ていました。その子は、入学当初に仲良く話していた記憶もあったので、ただ絶望でした。身体が冷えていくのが分かりました。

心が折れた様な気がしました。

ところが、幼少の頃から知り合いだった人が、その家来を叱りました。そして、助けられなくてごめんねと謝られました。よく分からないまま、その場は助かりましたが、裏切りというものと、意外と見てる人はいるんだと知りました。

それから、友人たちに対して疑心暗鬼になっていきました。遊びの誘いですら、何か裏があるのではと思う自分が嫌になりました。優しい友人たちに限ってそんなはずないのに。大丈夫だと、自分に言い聞かせる毎日でした。

足を負傷しました。松葉杖で校内を歩かねばなりませんでした。ナップサックに教科書を入れて、一人で移動教室をしました。エレベーターがない学校でしたから、大変でした。

中学三年。
いじめは終息していました。首謀者が不登校になっていました。何が起きたのかは分かりません。

これで、中学生らしい生活が送れると思っていたのですが、次は男子からのいじめでした。と、言っても少数でクラスの男子の半分くらいでした。
理由はポイ捨てを注意されたからでした。
それと、前回のいじめのこともあり、心はボロボロでしたが、荒んでいたことが大きいでしょう。教科書を踏まれても、菌扱いされても、これが高校生になるのかぁ…世も末だな…と思うようになっていました。


受験が近づくにつれ、祖母から一番の進学校に行くのだと、大きな期待をされるようになりました。
兄はあまり賢くなかったですし、私は待望の女の子で、ほどほどに勉強ができたので、頑張らなければと気を張っていました。

しかし、一番の進学校に行けるほどの頭ではなく、二番目の進学校に行くことになりました。その頃からでしょうか。従兄弟は慶応に通っていることや、医療関係の良いところに勤めるのだとか。祖母からしてみれば、近況報告なのでしょう。しかし、優劣をつけられているようで、私はダメな子だと思うようになりました。そう思うことすら、祖母に失礼だと、自分が嫌いになりました。

高校では、いじめを受けることはありませんでした。強いて言うなら、人間関係に疲れてしまいました。その頃から、人の名前は所属などを覚えるのが苦手になっていきました。

成績はあまり良くなく、両親に叱られることはありませんでしたが、応援されていました。とても優しい家族に恵まれていると、泣いてしまいそうなほどです。
大学受験の勉強も支えてくれました。
一人暮らしをはじめて、仕送りもしてくれました。
朝にはLINEが来ていて、今日の天気や、気温を送ってくれました。


何も、何も返せません。
両親が望むようなスカートが履ける女の子にもなれません。言葉遣いが可愛い女の子にもなれません。祖母が望むような賢い子にもなれません。大企業に就職して、仕送りすることもできません。
出世払いで良いと言いますが、そんなわけにいけません。

もっと良い子が生まれれば良かった。
私なんか生まれなければ良かった。
両親の愛に見合った子が生まれれば良かった。

そう言ったら、そんなことを言うなと叱るだろうし、悲しんで泣くのでしょう。きっと優しいから、貴方で良かったと言うのでしょう。
友人たちも、笑って何言ってんだと言うのだろうし、優しいから心配してくれるでしょう。

だから、自殺はできません。

それだけは、絶対です。
そんなことをしたら、家族は近所や職場で噂にされるだろうし、きっと腫れ物のように扱われます。葬儀にだって、お金がかかります。
友人たちに、自殺した友人がいるなんて重いものを持たせるわけにいきません。

だから、私は生きるのです。
少しでも迷惑をかけないように。
今日も、私はなんて最低な人間なんだと、ぐるぐる答えのない悩みを抱えて生き続けるのです。

そんな思考ですら、許せない。
悲劇のヒロイン気取り。
情けない。恥ずかしい。

生きるというのは、難しいことですね。
名前のない小瓶
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ななしさん
あなたはちっとも、最低なんかではありません。

いじめの経験は、それだけで十分に魂そのものに傷を負わせます。
私はむしろ、お母さんやご家族がそんな境遇からあなたを救い出そうとしなかったのが不思議です。
支えた?
その一方で、途方もない我慢を強いたのに?
あなたがどれほど苦しんでいるか、日々目の当たりにしていたのに、結局何もしなかったどころか、ムチ打って進ませたのと同じではないですか?
それなのにあなたが、自分が生きていることそのものを返しきれない負債だと思い込んでいるのは、どう考えてもおかしいのです。

あなたがあれもしてくれた、これもしてくれた、と数え上げていることはどれも、親なら普通のことばかりです。
その「してくれた」ことは、別段意識に上らなくても、あなたが自分を肯定し、他の誰かに何かを与える力になっているはずなのです。
本当に、ただ言葉通り「してくれた」だけの記憶であれば。

あなたの死にたい気持ちは、理解してもらえそうだったのに結局は辛さを理解されず、耐えがたい苦痛を我慢しなくてはならず、それでも何とか周囲の重い期待に応えようとし、そうするために自分は恵まれていると自分に言い聞かせ続けた当時の子どもの、絶望の悲鳴のように思われます。
ななしさん
今までよく頑張ってきましたね。
ななしさん
名前のない小瓶さんへ

素晴らしき御考えでございます。私は感服しました!今迄私が拝見させて頂いた小瓶の中で、一番心を打たれました。虐められてもなお周りを気遣い、自殺もせず、更には自虐までなさる。私なんか、恵まれた家庭に生まれてきながら、殺す事と自殺する事しか考えていません。あぁ、貴方様の御頭とこの私の脳味噌を交換できたら…!見習います。
私の兄も、菌扱いされていました。ですが私は報告するどころか、笑って聞いていました。酷いですよね〜。自分も嫌いです。なので、
「生きててごめんね!早く消えるね!」
です。今の心情。(しんでしまうとはなさけない!の歌詞直訳動画です。)
...とにかく、貴方のような素晴らしい思考回路の持ち主は、貴方以外にいません。なので、これからも此処に小瓶を流して、私に御返事させて下さい。

破壊神・ブルーシート
ななしさん
とてもいい小瓶でした。
読んで、しんみりしてしまいました。
これを読んだ人は
あなたの幸せを願うでしょう。
私も願います。
ななしさん
ご両親や友人のことを想って「自殺はできません」「生きる」とおっしゃってる貴方は、とても優しくて聡明だと感じました。
いじめてきた奴らに屈せずしっかり勉強して卒業したことや、お祖母様の期待に応えようと頑張ったことは事実だと思います。
情けなくなんかない、恥ずかしくない、あなたはあなたの人生の主人公だしヒロインです。
今は悲劇かもしれないけど、喜劇のヒロインにだってなれます、なれる日が来ます。
大丈夫ですよ。
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無駄な努力 ただ頑張ったって言われたいだけなのはわがままなのかなあ 自己肯定感とは何かがずっと分からなかったけれど もう疲れてしまった。余命短い親の介護中…。昼夜問わず「助けてー!!」や「〇されるー!!」と叫ばれたり、寝たきりだから難しいのにトイレに行きたいと何度も訴えて叫ばれるのも辛い あ、もう無理だ。わたし、高校やってけない。 本当の僕はどこにいるんだろう。久しぶりに学校に行きました。なんか、本当の自分が出せなくて、辛かったです。 いや楽しいんだよ。楽しいです。でもそれは朝親友に会えて挨拶して会話したらで。なんでここまで学校行きたくないって思うんだろうね。本当に行きたくない。 もう誰かのこと好きになる事なんて辞めるって決めたはずだった あなたの恋が実るなら「短編小説」 腐ってるようで腐ってない 結局何年経っても後悔は消えていない。「あの時の自分は最善の努力をしていたし、当時はベストだと思えた判断だったんだ」と割り切ることがどうしてもできない。 なにをどう頑張れば良いのかわからない。さあやるぞ!ってやっても、自分の身の丈に合わないことをやろうとして、当たり前だけど挫折して。 辛い。フルートパートに所属している自分に後輩が出来た。自分は同じパートの先輩が好きだ。今日やっと気づけた。今までは後輩が居なかったから分からなかったのかもしれない。 自分が死ぬ夢 唯一得意だった料理を美味しいって感じなくなった。私、どうしたんだろ。

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