母の治療の説明で呼ばれ新薬投与で点滴投与で危ない副作用は4%と聞いた。
母と俺たちは説明を聞いて治療をしてもらうことにした。
結果、危険なアナフィラキシーショックがおきてしまい死ぬ寸前までいった。
新薬がダメだったために余命6ヶ月を宣告された。
俺達が本人は怖がりで落ち込みやすいから本人には言わないでくれと言ったのに馬鹿な医者は宣告した。
帰り道にお母さんはもうすぐ死ぬんだってと本人の口から言われあの医者は信用できないから信じるなとしか言えなかった。
もう治療できないので大学病院から出てほしいと言われた。
担当医の知り合いの先生の病院を紹介され
新薬投与をまたしませんかと言われた。
説明を聞くと前回した点滴による投与は副作用が50%で発生するらしい。
今回の皮下注射だと体調観察が長くなるが1.4%と言われた。
俺は内心、あのクソ医者の話が違うんじゃないかと怒りでいっぱいになったのを覚えている。
アナフィラキシーが出たせいで元々弱かった心臓がさらに弱くなったからだ。
母は頑張って治療するねっと俺に言ってくれた。
毎日、15分限定のお見舞いで1日の報告をしていた。
ある日、明日また来るよといつものように二人で会話をして次の日に母亡くなった。
最後にずっと苦しんでいた。
担当医は連絡が取れずに母は亡くなった。
治療はうまくいっていたのに!
数値も良くなり週末に退院で美味しいものを食べようといっていたのに!
医者たちのことを指摘しても母はもう戻らない。
もう母の玉子焼きやお好み焼き食べることできないんやな。