もっと素直になれたらいいなぁ
あっという間に高三になってしまった。高校に入学した時は「高校生活楽しむぞ!そして次こそは親友を作るんだ……!」なんて思っていたけれど今の今まで話し相手もろくにできなかったよ。とても内向的だしメンタルも弱いし根暗だし、ちょっと人とずれている所も自覚しているから半ば諦めの気持ちもあるけれどとっても悲しい。
学校に行きたくないという気持ちが今まで以上に大きい。人生において悩む時期だから、というのもあるんだろうけれど頭の中で「自分は価値がないやつなんだ」「人に話し掛けようなんて思っているけど他人の大切な時間を奪うだけだからしてはいけない」なんてことを呟いてしまっている。こりゃよくないや。
傷つくことを恐れすぎているのかもしれない。自分の価値を否定して人と接点を持つ理由を消してばっかりで、そんな非生産的で現実に目を向けられない自分がもっと嫌いになってしまう。あんまりストレートに言うのはよくないけれど「消えたい」の四文字がずっとこびりついている。
去年の夏辺りに友達が出来なくて学校に行きたくないという旨を親に伝えたら「あと学校生活半分くらいしかないんだし三年生になったら受験で忙しくなるんだからさ!」なんて励ましの言葉をもらった。
確かにそうだと思う。高校卒業して大学に進学できちゃえばそれでいいと思う。けれど……それを聞いてとても悲しかった。本当は友達が欲しいから、諦めろ諦めろとなんべんも自分に言い聞かせてもその言葉がとても辛かった。悔しいし情けない。
ろくに勉強しなかった不真面目な学生だったので今になって焦って勉強し始めた。一年二年と自堕落で落ち込んでばっかで、欲しかったものも手に入らなくて、本当に無駄な時間を過ごしたなと思う。 もう全部受け止めるしかない。とてつもなく大変な作業だと思うけど。今年は勉強!勉強!で空白をあまり作らないようにしたい
来週に遠足がある。みんなが知ってるような人気な遊園地だよ。行ったことがなかったので興味はある。そして一人行動の人が出ないように余り物の私は優しい子たちのグループに入れられた。一人席に座ってぼーっとしていた私に声を掛けてくれたこと、嫌な顔をせずみんな迎えてくれたこと、本当にありがとう……。それなのにこんな無愛想で困り者の私が入ってしまうのが申し訳なくて「ごめんね」なんて反応に困るような言葉を言ってた自分が惨めだ。
ずっと仮病を使って休もうと考えていたけれどほんのちょっとだけ心が揺らいでいる。ここで休んだらもう最後まで吹っ切れちゃうんだろうな。