今日は、いつもお世話になり有難うございます。
私は2010年代前半頃、あるカルト的宗教団体での体験談（被害も含めた）を、ブログ上に投稿して発信していました。（今はそのブログは閉じています）
・海外で仕事を持ち、生活している事を公言しているにも関わらず、私のブログに粘着していた人間
その頃、その宗教団体の脱会者が集まるネット上の各場所に、場所ごとにハンドルネームを変えながら出没していた、日本人中年男性の可能性が高い人物（仮に「X」とします）がいました。
Xは上記の宗教団体との関わりはなく、本人の言葉によれば、日本の大学を卒業後、海外の大学で働いているという事でした。
Xは、セクハラじみた性的な話題や、下ネタをあけっぴろげに、脱会者界隈の掲示板やブログのコメント欄で配慮も無く話し、
また貧困に苦しむ人への差別的な言葉も、平気で投稿して来たので、私はものすごい怒りに震え、嫌悪感を覚え、気分が悪かったです。
またネット上のモラルがまだ広く認識されず、ネット上のハラスメントへの対処法も整備されていない時代だったので、
そのXの無配慮な態度、ハラスメントじみた投稿も、まるで野放しにされ、注意する人はおらず、出入り禁止にされないのを、非常に理不尽に思いました。
当然私のブログにも粘着してきて、メールを引っ切り無しに送って来て、心底うんざりしました。（コメント欄は閉じていたのが、不幸中の幸いでした）
Xは、私のブログでの言葉にも、一々執拗に文句や注文を付けて来ました。
私が宗教団体内で受けた、また家族内で受けたセクハラ被害を書くと、その内容を詳しく聞き出したがり、ゾッとしました。
更に怒りを覚え、許せなかったのは、Xが、他人のプライバシーを、遠慮も無くつつき回したがった事です。
私がどれだけ怒りと混乱を抑えて、貴重な時間と労力を割いて、言葉を選んでXにメールで返信しても、
Xはまるでお構い無しで、ただただ自分の言いたい事、聞きたい事だけを、メールに書き連ねて来るだけでした。
まるで対話やコミュニケーションが成立しておらず、異様な状況でした。
Xは、人が自分に関わる事がまるで当然のように思っているふしがあり、そのために相手が自分に時間や神経、手間をかけているという事は、まるで分っていないようでした。
Xは、１回目に送ったメールに、まだこちらが返信していないのに、同じ日のうちに、また違った内容のメールを送ってくることもあったのです。
私は仕事だって家事だってあるし、その他の用事でも忙しいんです。そんなに短い間隔で送られてくるメールに、一々手早く返事を書いて送る余裕なんてありません。
私は内心酷い苦痛で（もう関わりたくない）と思い、どう対応すればいいか分からず困惑していました。
しかし知識が無いため、アクセス禁止の手段を講じる事も出来ず、下手に出入り禁止をすれば、Xが被害者として、言葉を羅列して追い込んで来る事が、簡単に想像出来ました。
（昔の働く女性達が、セクハラ被害回避のために、どれだけ骨を折らされ、苦痛に耐えながら対処せざるを得なかったかが、分かるような気がしました）
またXが、私がリスペクトしていた、カルト問題を取材する作家の方とも親交があった事を知り、非常なショックを受けました。
またその作家の方が、Xと関わるように勧めて来たのも、内心苦痛でした。その作家の方には恐らく、Xのハラッサー的な面は、見えていなかったのでしょう。
今なら”Xのような閲覧者は不要だ、うちのブログに来るな”と言えるのにと、悔しい思いが消えません。
こんなXのような、低レベルにも程がある者に、対価も得ず関わるなんて、大切な時間と労力をドブに捨ててしまうようなものだと、今本当に痛切に思い、後悔しています。
「時間泥棒」と呼ばれる人間は、人の時間を奪う事を何とも思っていないそうですが、
Xは、相手が労力も時間も割いて、自分に接する事を当たり前のように思っている感じがしたため、「時間泥棒」に通じるものを感じました。
（話がそれてすみません。またハンドメイド業界では、作家に対し、作品にかかる材料費や製作の手間、かける時間と言った諸々のコストを一顧だにせず、
周囲の人々が無料、又はダンピングに等しい安値での作品製作を頼んで来るケースも少なくないと聞きました。
それらのケースを知り、当時私がXに延々とメールで粘着され、無料で話し相手をさせられる羽目になったのと似ている、と思いました）
Xは、日本よりも人権意識が進んだ、言語も環境も違う海外の国の大学で働いて生活しているのなら、かなり優秀なのでしょう。
また仕事がたとえ大変だとしても、充実して面白く、有意義で中身の濃い日々を送れるはずだと思います。勉強する事も多く、時間の浪費など出来ないでしょう。
だからXは、本来なら私のような者に、ネット上でしつこく付きまとう必要など皆無だし、
ネットに粘着して、掲示板やブログのコメント欄に毎日のように投稿したり、メールを送り続けたりする暇など無いはずなのです。
なのに、なぜあそこまで、人を不愉快にさせる沢山の言葉を並べ立てて、あちこちの掲示板やブログに投稿したり、メールを送ったりする時間があるのかと、どうしても理解できず、疑問に思いました。
・ある方のブログ記事との出会い
最近、人格に著しい問題を持つ人間からの被害に遭われた当事者の方が運営されている「木になる実になるブログ」の中の
「クソリプする人の心理～クソバイスへの対応」（https://kinimininaru.com/archives/3600）
という記事を拝見し、SNS上で”クソリプ・クソバイス”してくる人間って、まさにXそっくりだ！と思いました。
この記事を書いて下さった方に、何とお礼をお伝えしていいか、分かりません。
記事を拝見し、Xは、私を、自分の欲を満たすための、また精神的自慰行為に浸るための道具（もっとはっきり言えば「便器」）にしたかったんだ、
良いターゲットが見つかって嬉しくなっていたんだと考えれば、納得が行きました。
恐らくXは、私のような傷を負って弱った者、しかも自分が欲求を満たすための道具に出来そうな者を嗅ぎ付けて、粘着して来たのでしょう。
私がやっとの事で”そこまで沢山文章を書かれたいのでしたら、ご自分でブログを立ち上げられたらどうですか”とメールで返信したら、
Xはようやく去って行き、安堵しました。
Xは、ひたすら他人の運営する場所に居着き、長文を頻繁に投稿する時間は惜しまないのに、自前でブログやサイトを立ち上げる手間や労力は惜しかったのか？と思いました。
もっと早く、上記の言葉を出せていたらと、悔やんでいます。丁寧に、貴重な時間を割いて対応してやる必要も値打ちも、なかったのに。
今、Xを毅然と拒絶できなかった自分に、非常に腹が立ち、怒りを感じています。
今のように、ネット上での誹謗中傷/ハラスメントの加害者への処罰体制や、被害者への救済措置が整いつつある現代でなく、
無法地帯同然の、加害者がほぼ野放しの昔のネット社会で、鈍臭くてのろまな私が、ブログでの発信などしたのが間違っていたんです。
（また本題とそれてしまい恐縮ですが、私が目にした、少し前の時代の、ネットに詳しいとされる識者らの論調が、
ネット上の誹謗中傷や心無い言葉に傷付き苦しめられた人々の苦痛を無視、又は矮小化しようとする感じに満ちていた事を思い出しました。
私が見た上記の論調は、セクハラ被害者達への二次加害とも通じると思います。
一昔前までのネット上の世界は、人間性の腐った、また捻じ曲がり歪んだ奴らの楽園だっだんだ、と言いたくなります）
私は「そんな奴を突っぱねたり、うまく撃退したりする事も出来ないなんて、バカだな」と言われても仕方ないでしょう。
・インテリ男性への不信
そして以前ある識者が、以下の意味の事を、自著の中で書いていたのを覚えています。
”某巨大匿名掲示板で、匿名で見るに堪えないような誹謗中傷を行う卑劣な、ゴミクズより恥ずかしい連中は、高学歴の者達だ”と言う意味の文章でした。
”そんな事どうやって調べ上げたんだ…？”と、私などは思ってしまいます。
しかし、もし上記の事が真実だとしたら、（胸糞悪い事を書いて申し訳ありません）自分の彼女を妊娠させて、又は弄び搾取した挙句裏切って捨てる（特に金持ちの）屑男並みに唾棄すべき存在だと言いたい。
私自身の偏見ですが、Xの事もあり、上記の事も併せて、特にネット上のインテリ男は要注意（たとえ言葉や態度がフェミニスト風でも）という認識を持つに至りました。
性風俗に従事した女性が、男性不信になるケースが少なくないのだそうですが、ネットの闇の部分を見てしまった私も、かなりの部分人間不信になってしまっています。
ここまで読んで下さり、有難うございました。
