今日自分について気がついたことがあって、誰にも話せないから小瓶に乗せて流す。
バイト先の店長にキレられた。
朝バイトがあって、私はレジ業務を担当している。通常なら出勤しているはずであったが、朝起きると喉が痛く体温を測ると熱があった。すぐにバイトには行けないうまを伝えるため電話すると店長が出た。名乗り『熱があります』とだけ伝えると怠げに『大丈夫じゃないけど熱があるなら仕方ないお大事に』と一息に言われ切られた。簡潔でこちらを慮るように見えるかもしれないが、怒っていたと思う。いつも電話の最後に言い合う失礼します〜。もなく切られた。
自分の体調を管理できなかった事に謝る事もできないまま嵐のように去っていった通話の後、私は少しの間、耳に当てたスマホを離す事ができなかった。
実際レジは大丈夫では無かっただろう。混雑するお昼どきであるのに大学生アルバイトの私1人しか常駐しない人手でやっていける訳がないのだ。企業であるのに1人抜けて破綻するシフトなど組むほうが悪いと思う反面、こんな気持ちになるなら熱があっても行けば良かったと後悔する気持ちで混沌としている。
やはり体調は悪く吐きそうになりながら店長の言葉と言い方を反芻し、怒りや悲しみでいっぱいだった。これは今日1日だけで終わらないだろう。人生を色々な面で無駄にしたと感じる。
この短く長い一連の出来事について(一刻も早く忘れたかったが)1日中考えて分かったことがある。
私はどうやら男性に接すると、生意気と思われるような言葉や態度をとってしまうようだ。追記:店長は私の2倍程年上の男性である。思い返せば女性に接する言葉遣いや態度と変わらないのであるが、相手のシラけたような反応が私の『生意気だったかな』という感覚を助長させている。つまり女性と男性とで態度を変えなければならない。
全人類に好かれたいなんて事は考えていないが、私は他人と適切な距離を保ち、そして嫌われずにいたい。その為に態度を変える必要があるのだ。
今日、店長に電話したときだって、きっと別の言い方をすれば店長を怒らせずに済んだかもしれないのだ。