君は若かったんだよ。
目の前の楽しさ、楽なこと、若いから自然と選んでしまったんだ。
ずっと一緒に居てほしいと出かける君を見上げていた猫は、楽しそうな君を見つめていたのだろう。
嬉しそうな君を幸せに感じて見送ってたのだろう。
少しばかり寂しい気持ちは、今君が後悔している気持ちで猫には通じていると思うな。
いつかもっと大人になって、しっかりと向き合える時が来たら、今度こそ背後を向いてあげてほしい。
君を見上げている小さな目に「行ってくるね」と言えるように。
もう一度出会えるといいね。
・・・小瓶を見る