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名前のない小瓶 さんの小瓶箱
名前のない小瓶
できることとできないこと、
過敏なところと鈍感なところ、
いろいろ極端で、日によってもばらばらで。
無意識にいろんな気を遣って、
疲れやすくて自信がなくて。

劣等感やトラウマを引きずりながら、
なんとか生きてる20代です。
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名前のない小瓶
差し出がましいでしょうが、
私があなたの代わりにお姉さんを殴ってやりたいです。
あなたの痛みに気づかない、お母さんのことも。
そして、どう考えても許されない過ちを犯した、おじいさんのことも。
あなたが負う必要の無かった傷を、3人にそっくりそのまま、いや利息つきで返してやりたいです。


私自身は長女で、実妹のことが大好きですが、
母親の娘ふたりに対する態度は幼少の頃から明らかな差があって、大人になった今でも、妹へ嫉妬心があるのは確かです。

それでも、私はお姉ちゃんだから。
妹には辛い思いをしてほしくない。
その一心で見て見ぬ振りをしてきた傷は、やはり深いものになってしまっています。
(ちなみに私が29歳、妹は26歳です)


…という個人的心情と状況もあって、
冒頭から感情的な文章を失礼しました。


親からの愛情は本来、無条件に得られるべきものですが、そうもいかないのが現実です。

少しずつでいいと思うので、
まずはご自身への認識を変えていってあげてください。
愛がわからなくても、人を信用したり好きになったりできなくても、
決して、あなたは「欠陥品」なんかじゃないです。

欲しかったのに、もらえるはずなのにもらえなかったもの、その代わりを見つけるのは時間が掛かることかもしれません。

だから、
「自分は愛されていい、大切にされていい人間なんだ!」
「むしろ今までこんなに耐えた私はえらいんだぞ、その価値が分からないやつはもう知らん!」
くらいの気持ちでいきましょ!

それと、極度の甘えられない(というか甘え方がわからない)人間の私が、
あえて最後にお伝えしたいのは、
「年齢関係なく、甘えたいときは甘えていいんだよ」ってことです。


長々とすみません。
ほんのちょっとでも、お気持ちを軽くするお手伝いになれたなら、幸いです。
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