もう息を吐くくらい当たり前のように言われて育ちました。親なんて所詮そんなもんなんだろうなあって、親子愛のドラマとか嘘くさいなーって思いながら生きてました。今もかな?
でも今思うと、ドラマとか映画とか本とかの方が嘘なんですよ。全部きれいごとなんですね。もっと人間ってどろどろしてます。自分の利益のことで頭がいっぱいだったりね。理想の母親像なんて、あれは虚構です。口でみんないい事ばっかり言ってるけど、内心なに思ってるかなんてわかったもんじゃないですから。
嘘つきの大人は、将来介護してもらおうと思ってますから絶対そんなこと子供にいいませんけどね。たとえどんなにイラついても、子どもを愛してるとか平気で口に出します。私はそういう親御さんのほうが腹黒くてなんか嫌いです。同じ屋根の下に暮らしてたら、たとえ子どもでも嫌なことなんてたくさんあるに決まってますよ。でも好きなところもたくさんあるんですよ。どんなに好きな相手でも、愛憎入り混じってるのがむしろ普通です。
親御さんは正直でいい人だと思いますよ。正直なことを口にしてもあなたとの関係は変わらないってどこかで信じていられるからこそ、言えるセリフですから。
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