飾らない、自然な風景の中での奥さまの存在に、彼はエロスを感じていると思いました。お化粧でべっとりしていたり、服や装飾品でギラギラしているより、日常の中の、化粧っけのない女性が好きなんだと思います。さらに言うなら、日常の中の奥さまをこよなく愛しているのだと思います。決して、誰でもいいわけじゃないんです。エロ本というのは妄想をかきたててくれるものですので、家の片隅にゴロンと置いてある間は心配ないです。彼は「妻と、あんなこと、こんなことしてみたい」と思っているのでしょう。それと、「こんなに変態なのは俺だけじゃないよ!」というメッセージを送っているのかも。そして、いろいろな妄想がありながら、奥さまのことがいちばん好きなのです。愛されていることを素直に喜んでいいと思います。
「彼の要望に応える努力をしてきました」という一言は、とてもズルいです。不満があるのなら、「ここがキモチイ、ここをこうして欲しい」と、一緒に幸せになれる方法を一緒に求め合うほうが、セックスも、日常生活も、より心地よくなると思いませんか。
奥さまの言葉や態度から垣間見える「不満かも」というオーラが、ますます「妻には足りないのかも」という小さな不安彼に抱かせてしまい、彼はますます絶倫を目指してしまうかも。でも、それでは更にご不満なんですよね。
「絶倫じゃなくても良いの。自然に私を求めてくれるあなたが好き」と言ってみてください。彼は、必要以上に頑張ることはきっとなくなるでしょう。奥さまが満足してとろけるようなイキ顔を、彼は見たいんですよ、きっと。
・・・小瓶を見る