人との関係が長く続かない。
だからいつも新しい人間関係ができたとき、必ずその関係の終わりを考えてしまう。
喧嘩別れ?ソリが合わなくなって?それともなんとなく疎遠に?
今付き合いのある人も、いつか通り過ぎていくだけの他人と思いきれたらいいのに。
そうすれば、きっと人間関係で悩むこともなくなるのに。
結局人間死ぬ時は一人。たまたますれ違った人たちに執着してもしょうがない。
そんな風に一人で生きていくことを楽しめたらいいのに。
私にとってはかけがえのないあなたたちでも、あなたたちにとっては誰かと変えのきく私でしかない。
それなら私もあなたたちのことを交換可能なあなたたちと、そう思えるようになりたい。
私は、他人なんてもんは人生における一瞬における通過点に過ぎない人達としか思えなかった。というより、そう思うようになったのは人間の醜悪さを目の当たりにしてきたからだ。おまけに私にも醜悪さが、少なくともあった。思い出すだけで吐きそう。それぐらい人間ってのは汚い生き物なんだなと他人を見て、そして私を知って、愕然として失望した。
誰にも興味を持たなければ失望する事も、人間の嫌な部分からも目を逸らせる。
所詮は他人なんてもんは気持ちなんて見透かない限り本音なんてのは分からないような生き物だから。笑っていたって誰かを貶めるような人はいるし、好きだって口では言っても実際にはただの、お金目当てなんてものもザラにある。
そんな私も人間関係は得意じゃない。
連絡しなければ連絡は途絶え、かと言って連絡を毎日するのは億劫だし途中放棄したくなる。人間関係は面倒くさい。
いつしかケンカする事すら面倒に感じて、ケンカするぐらいなら避けようってさ…。
イライラしたくないし、感情とかいらないよ。