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「分かってもらう」をあきらめて過ごした40年の実証実験の振り返り

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「分かってもらう」をあきらめて、もう40年も経ったのか。
自分の幸福=3x(他者の理解)
みたいな方程式を捨てて、
自分の幸福=3x(自分で幸福の源と決めたこと)
という方程式で生きる選択をしてからというもの、幸福の安定供給の中で安心して過ごせる素晴らしい日々だった。

「自分で幸福の源と決めたこと」リストの中には:
「ご近所の青い壁の家で飼っている黒猫が窓辺で日向ぼっこしているのを見かける」
とか、
「冬場だけ観察できるオレンジと紫とピンクが混じった朝の光が見られるタイミングで起きる」
なんて項目が入っている。
そして、
「他人が自分に都合のいいように動いてくれる」
ことを前提とした望みは入っていない。

「毎日の歯磨きと3か月に一度のスケーリング」
という生活習慣で、
「歯槽膿漏フリーな生涯を送る可能性」
を高めることができるように、
「自分の幸福に他者への期待というファクターを絡めない」
生活習慣で、
「全体満足度の高い生涯を送れる可能性」
が高くなる。
長期に亘る安心・安定・幸福の継続的摂取は、健康面で莫大な恩恵をもたらしてくれる。

40年前は苦渋の選択で、自分を守るために選ばざるを得なかっただけなのだけど。
ここにきて、正しい選択だったことが実証されて嬉しい限り。

人間から距離を置いた分、自然とは仲良しになった。
人間は吝嗇で選別的。
一方、自然界は気前がよく無差別的。
「冬場だけ観察できるオレンジと紫とピンクが混じった朝の光」
を、自分が好きな人には見せるけど、嫌いな人には見せない、などとケチなことはしない。

思い返せば20歳そこそこの時、文系から理系に転向したのも、このことに気付いたからだった。
政治学も経済学も心理学も文学も経営学も商学も法学も、「人間ありき」の学問だから、思考の枠がとても狭くて息苦しい。
一方、自然科学諸分野では、人間の存在は相対的、部分的な扱いに変わり、思考の枠は果てしなく広がる。
その枠をどこまで広げられるのか、誰も分からないくらい広い。

人間社会のケチ臭さに辟易している人は、自然相手の仕事につくか、そうした趣味を生活に取り入れるといいかもしれない。
文明社会や共同体という砂上楼閣でしか通用しないルールや常識を他人事として見て、自分がそれにどこまで従うか、主体的に決める一助となるかも。
そうしたルールや常識に縛られるのと、その下らなさを理解した上で、一種の必要悪と認めて表向き従うのとでは、ストレスレベルが全然違うから。

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ななし様

丁重なお返事、ありがとうございます。

学校で教わる理系の諸学問は、雑多な分野のコマ切れ知識を無理やり頭に詰め込むようなところがありますよね。
理系学問の面白さを学生に伝える上で、いい料理の仕方とは言えない気がします。

最近は、ポピュラーな分野であれば、素晴らしく美しい入門書や、映像もyoutubeで豊富に供給されています。
お時間に余裕があるようでしたら、「ゆっくり解説」シリーズなどが、時間的にも短く、とっつきやすくて面白いかもしれません。

私のお気に入りチャンネルの一つが、「進化生物学ch【ゆっくり解説】」です。
例えば、少子化が話題になる度に、
「種の保存が生き物の本能だから」
云々というコメントをよく見かけますが、「種の保存」という考えは、進化論では随分前から否定されているんですよね。
このテーマは、このチャンネルの「進化論最大の誤解:種の存続:群れは進化するのか?」という動画で取り上げられています。

「デルタのゆっくり科学」も、大変面白いチャンネルです。
例えば、
「睡眠状態」こそが生物本来の姿。最新の研究が解き明かした「睡眠の正体」
という動画では、生き物は寝ている状態がデフォルトという説を詳細に説明しており、ものすごく納得してしまいました。

ポピュラーサイエンスの本にも、特に専門知識なしで面白く読めるものが沢山あります。
いずれ小瓶でぽちぽち紹介していきたいですね。

コメントはお気軽にどうぞ。
ひょいとお出かけできる場所に古墳があるってすごいですね!
お体、お大事になさってくださいまし。

ななしさん

とても興味深く読ませていただきました。
私は高校で生物の先生の言ってることが異国の言語に聞こえて、成績は10段階の2で追試の追試を受けてようやく進級した者ですので、理系の人はそういう風に考えるんだ!と新鮮な気持ちになりました。
確かに、難しい事は分かりませんが、しんどい時はバイクで海を見に行ってました。
今は病気でバイクは乗れなくなりましたが、古墳に行って木々を見たりお堀の水鳥を見てると心が安らぎます。
ご迷惑かも知れませんが、これから時々お返事書かせていただきます。

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