きっと本人には読まれることのないお手紙。
伝わらないなら意味がないって思った?
伝わらないから安心してかけるのです。
ぼくは、10年くらい前からおとーさんのことがずーっと大っっっっっっ嫌いです。
でした。と、過去の事ではなく今もすっごく嫌いです。
おとーさんは楽しそうに生きていて結構ですね。
やりたいことやって、ぼくの知らないこどもたちと遊んで、すこやかに過ごされていることと存じます。
ぼくの方は生まれてきたときからずっとまきこまれてる。
そう思っています。事実だけどね。
あなたに侵入されない安全な家で過ごしたしばらくは
いつかおとーさんに大きなバチが当たるんじゃないかってたのしく過ごしていましたが、何もなさそうで残念です。
今ではありがとうの気持ちじゃなくて憎悪しかありません
が、からだだけは元気に大きく育ちました。
そこは感謝ですね、一切頼んでないけど。
と、こうしてぼくはぼくの醜いところをみています。すると、あなたと同じく うすよごれた血が流れてるんだろうなって思って、へどが出そうです。
ぼくはこんなにも曲がったこどもになっちゃって申し訳ないね。
何で嫌いなのかは、あなたがぼくの本物のおとーさんなら
考えなくてもわかるでしょう?
そうです、そういうところです。
しかしそれだけではないですよ。おとーさんは。
ふだんろくに仕事せずごるふとかぱちすろで楽しく遊び三昧しても別にかまわないです、どうでもいい。
けどね、実のこどもが高熱出して苦しくうなされてる時くらい、パチスロで遊んでないで ぼくを見てほしかったな。
ぼくがたのまずともおくすりを買ってきてほしかったな。
なんなら おくすりじゃなくてもいい、てきとうな冷や飯でもおいてくれてたら、うれしかったのに。
たのんでも結局、どれも買わなかったよね。
それくらいねてれば治るって!とか嗤いながらほざいて。
あそびにいったおとーさんには失望しました。
せめてしごとして。
そこはウソついてるのわかるよ顔と持ち物で。
心配のふりを表面上だけでもしてくれるかなって、それくらいの親心はあるって思ってたぼくが馬鹿でしたね!
ふりんもして挙げ句の果てにはこどもまでなんにんも作っちゃって…
義弟がかわいそう。あの子たち、何もわかってないの。
まだ小さいから。
嫌な親の元に生まれてしまったね、これから先大変だろうな…あの子の人生とかぼくには関係ないけど
他にももっとたくさんの言えないことありますよね。
こんな下らないこと何回すれば終わる?あと何個問題作るの?
子供がこんな問題児のままで、あの世のおとーさんのほうのおじいちゃんがかわいそうだよ。あ、そういえばおじいちゃんも多少はおとーさんに似てるね。貴方ほど酷くはありませんが。
大人としての前に、人として終わってるって事にもうそろそろ気づかないと駄目なんだよ。
とはいえ大丈夫、最初から謝罪も、損害賠償も求めていません悔い改めた後に頑張って全てを直してとも言いませんよ!
生まれ持った性質を変えるなんて難しいですから…というより、もとから期待していませんので。
おとーさんに期待するくらいなら(お母さんの)祖父母が生き返ることを期待する方が良い。気持ち的にも。
それくらい貴方に期待が無いということですが。
なんにせよ、日本に法律があってよかったですね。
ですがやられっぱなしは性に合わないし、僕もお母さんもお前を絶対に許さない。
これからもずっと変わらずに日常とお前を恨んでく。
思いついたことをのまま書いていったら案外長くなってしまった。