高い建物から飛び降りたり、ドアノブにコードを掛けて首を吊ったり、彫刻刀を腕に刺したり、といった具体的な自殺方法を何度も頭の中でシミュレーションして、夢の中でもそれを実行できているのにいまだに死ぬ決心ができない。
私は過去に首を吊るのに失敗した。その時、実の母親に「口だけ」「おふざけ」と馬鹿にされたことはあまりにもショックだった。今までの辛かったことの何にも勝るくらい衝撃的だった。今思えば、当時はまだ「心配してほしい」という気持ちが強かったのかもしれない。
腕をもう切らない、という父親との約束を破ったときも、きっと私は心配してほしかったのだろう。でも期待とは裏腹に散々殴られた。
そこで頭の悪い私はようやく、自分が「心配する対象」どころか「出来もしないことで親の注意を引こうとしてくる迷惑な存在」であることに気づいた。気づいたときは悲しいという気持ちもあったが、今まで自分の一生懸命が人並みにすら満たなかったことは誰よりも自分が分かっていたので納得できた。
だからこれ以上迷惑をかけないためにも死にたいと思っているのに、実母と実父が私に余計な衝撃や影響を与えてくれたおかげで、私に「次」はなくなった。
「次」失敗したら、また同じくらい傷つくのが分かっているのが怖くて自殺を行動に移せない。
死ぬという目的を持っている時点で次なんてないけど、一度失敗しているからまた失敗する可能性もある。それが怖い。
早く行動に移さなくてはいけないのに踏ん切りがつかない。情けない。
情緒不安定なせいか文章も乱れていてどうしようもない。