私は、約3年前にうつ病になりました。
大学院は半年だけ行って一年半休学し、
結局退学しました。
障がい者手帳を受け取り、今社会人2年目です。
主な症状は、不安障害、突発的な息苦しさ動悸、雑談が全くできない・人と食事ができないなどの対人恐怖症、視覚過敏、聴覚過敏。
こういった症状とうまく付き合いながら過ごしています。
今は認知行動療法もしています。
ネガティブに考えようとしたら、きりがないでしょう。
そういう考えに支配され、悩み、怯えることもあります。
でも、病気になって気づいたこともあります。
いくつかあげてみますね。同じように悩む方の、少しでも体調がいいときだけでも前を向けるヒントになってくれたらうれしいです。
・夕方近くの普通の青い空が、サングラス越しだときれいな夕暮れになります。
・とても静かってだけで、音でいっぱいになっていた頭が楽になってリラックスできます。
・少しずつあいさつがスムーズにできるようになりました。
・体調が比較的いいときにだけする趣味のピアノが昔以上に楽しく感じます。
・家族や友人の支えの大きさに気づきます。
・友人と食事ができたときは感動しました。
・限られた人となら電話ができるようになりました。
・電車で隣に人が座っている席に座ることができました。
・冬のイルミネーションは遠くから見てもきれいです。
今、絞り出せたのはこれくらいです。
読んでくださった方の中には、「これってできて当たり前じゃない?」って思った方もいるかもしれません。
私も病気になる前は、この文章をみたら、そう思っていたかもしれません。
当たり前のことができるって素敵ですごいことだと思います。周りの方々は毎日数えきれないくらいのすごいことをやっているんです。
私にはまだできないことがあるけれど、その分、似たような立場の人の考え方を知ったり、新たな気づきもたくさんあります。
きっとそれでプラマイゼロですよね?
気づいてないだけでまだまだたくさん素敵なことはあると思います。読みづらい文章ですみません。
最後までおつきあいありがとうございました。
あなたと全く同じ病気ではありませんが、とても共感します。
苦しい以外になんの感情も沸かなかったのに、ちょっとこれしてみたいな。という感情が微かにでも沸いた時、わずかにでも感情が沸いたことが、涙が出る程うれしかったです。
真っ黒い気持ちではなく、眠いなぁというだけの気持ちで目覚めた時。
玄関のドアを、躊躇いなく開けられたとき。
なんの罪悪感もなく息が出来てる時。
散歩してみようと思えたこと。
テレビを、眺めるのではなく観ている自分に気がついたとき。
晴れの日が恐くなくなったこと。
朝を怖がらずに眠れること。
横になっても、息が苦しくないこと。
白ご飯の匂いが気持ち悪くないこと。
何日か先の予定も入れられるようになったこと。
たくさんたくさん、あなたと同じ気持ちを感じてきました。
どれも些細なことかもしれないけれど、本当に嬉しかった。
経験しなかったら、気がつかなかった当たり前のありがたみ。
プラマイゼロですね。
まだまだ頑張らなくてはいけないことだらけですが、この小瓶を読んで、再度この事を思い出しました。
辛いけど、悪いことばかりではないですね。
一生モノの財産になる経験かもしれない。
余談ですが、これ、認知療法の考え方に似てますね。
ちょっと違うかな(^^;?
素敵な小瓶をありがとうございました。