1人が楽だけど、楽じゃない
人とのつながりがまだよく分からない
誰に対しても一線を引いている
元気な時はそれで大丈夫、でも疲れるとダメだ
傷ついてきたことを思い出すと
ものすごくこんがらかっていて
家族・親戚・教会・病気
ある程度整理できてきたけど
付き合い方も分かってきたけど
今でもうんざりするし疲れる
自分をわかってくれる人なんていないと思った方が楽だった
期待しない方が楽だった
今でもそうだ、こんな重い話
こんなのを抱え続けるのは苦しいけど
一般論や正論で返されるのがもっと苦しい
だから期待しない方が楽なだけ
できればこんなものを抱えていたくはない
私も過去に生きたくはない
疲れると心の傷が浮き出てくる
人間だから弱る時もある
私はずっと寄りかかれる大人がいない中で育ってきた
それどころか親は取り、奪い、気ままにふるまい、大事な時に突き放し、騙し、将来まで奪われるところまでいった
周りの大人は問題を無いように扱い、正論で諭して、私に正しさを求めてきた
誰も味方がいなかった
私は平気な顔をしていたけど本当はすごく辛かった
心を閉ざすことを選ばないと耐えられなかった
大人になった私の話を聞いて唯一
私を不幸だと言ってくれた人がいた
その人はもう死んでしまったけど
私はその言葉が一番欲しかった
今でも思い出すと涙がにじむ