「もっと辛い思いをしている人は沢山いるんだから」
だから、甘えるなと。
そういう言い方に少々疑問を感じる。
確かに、そうだ。
自分なんかよりとてもとても辛い思いをしている人は沢山いる、と考えるのは当然だ。
身に降りかかる出来事だけを見れば、そう。
でも、自分よりいくらか幸せな思いをしている人にとって、自分はその「自分より辛い思いをしている人」に含まれる。
それに、同じ出来事だって人によって捉え方は違う。
例えばクラスの集まりで出掛けることになるとする。人が多いのが平気な人には何ともないだろうけど、人が苦手な人にはそれが苦痛だろう。
ほら、ここでもう捉え方、感じ方に差が出てる。
つまり、どれだけ辛いとか苦しいとかはその人個人個人に差がある。
「あの人より幸せ」だの「あの人より不幸」だの比べるのが間違いで、そもそもそれを理由に甘えるなだの頑張れだの言うのはもっての他だと私は思う。
それぞれひとりひとりがそれぞれの苦しみや幸せをもって生きて、それぞれが自分なりに頑張っていればそれでいいんだと思う。
初投稿な上乱文失礼しました。