僕と私の複雑な自問自答。私の中の僕、あなたは「僕」って言ってる割には宛メでやたらと女子だって強調していない？

僕と私の複雑な自問自答

（僕と私は同一人物です。そしてこれはただの独り言です。全て一人の人が自らの思想を話しています。）

私の中の僕、あなたは「僕」って言ってる割には宛メでやたらと女子だって強調していない？
あなた…と言っても私、は男になりたいのか女でいたいのかどっちなの？

僕の中の私。心の性別はどちらかに決められるものじゃないよ。
少なくとも僕の体は女だ。
だから女として暮らしている。
女であることを強調しているつもりはないよ。話によっては僕が女であることを説明する必要があるから明記することはあるけど。
僕が男かもしれないと思う理由…僕は周りの女子たちがやってることについていけない！

あなたの言う通り私は
恋をしたことないし
恋バナなんて苦手だし
ファッションとかわからないし
スイーツを見てもテンションは上がらない。
むしろ甘すぎるものは苦手。
お菓子は好きだけど、ビターチョコの甘さが丁度良い。
俳優や男性アイドルの知識は皆無。『いけめん』なるものを見ても「きゃー！( 〃▽〃)」となったことがない。
女として生きることは私には向いていないと思う。

僕の好きなものは鉱物、宇宙、戦隊ヒーロー、ゲーム、色は銀黒青。…これではいつもイケメンとスイーツの話しかしない周りの女子と話なんて合わない。合うわけがない。
戦隊ヒーローやゲームの話で盛り上がる男子を見るとうらやましくなる。僕が入っていけば、周りの女共には「男に媚びる男好きの女」のレッテルをはられるだろう。

だからと言って体を男にしたいかと聞かれると…

別にそうではない。
女の体を持っているからこそ、僕は僕なのかもしれない。
体が自分のものではないかのように感じることはあるけれど、これは確かに僕の体だ。
他の何者でもない存在たらしめる要素の１つかもしれない。
それに、将来は子どもを産みたいとさえ思っている。

今まで好きになった人がいないのに私に結婚なんてできるの？

わからない。そもそも、好きという思いは自然と出てくるものじゃないのか？
今まで恋愛感情を感じられる人に出会ったことがないだけだ、多分。
結婚しなくても子どもは……
とにかく話を戻そう。
僕の体の性別は女だ。
でも心の性別はわからない。
男45%女55%くらいの割合かな？
よくわからないけど…。

そうかもしれない。
でも…私服選ぶ時いつもスカートだよね？私が最後にズボンをはいたのいつ？

いつだったかな…。
僕は皮膚に布がぴったり当たるのが苦手。だからゆったりした着心地の良い服を選んでいるんだ。
むしろ、服と言う呪縛から解放されたい。

ん？裸族希望？私ヘンタイじゃん(笑)

そもそも、物に性別はないよ。（男性名詞女性名詞がある言語はあるけれど…）スカート＝女って考えは古くない？スカートはいてる男の人だって都会に行けば普通にいるよ。

学校にも、女になりたいわけではなく男として生活してるけどスカートの先生や生徒もいるね（行事の時以外は、制服で男子生徒のスカート、女子生徒のスラックスが黙認されている）。都会じゃなくても私の身近にいるじゃん。

初期の小瓶で書いたけど、僕は男とか女とか関係なく、自分の好きなものを選びたいだけなんだ。

ジェンダーに縛られたくないってわけね。

なんだ、僕の中の私、よくわかってるじゃん。

でも、周りは私に女らしい女であることを求めるよ。これから大人になればもっとそうなるだろうね。

しかたないよ。僕だってもう18だ。いつまでも子どもじゃない。
自分の個性を殺し、周りに合わせて空気を読んで行動するのが大人なんだってことくらいわかってるよ！

そんな悲しいこと言わないでよ…。
だいたい個性なんて性別だけで決まるものじゃないでしょ。
私は、ジェンダーは個性の一部だと思うよ。社会に適応したいならその一部だけを封印すればいいじゃない。

そんな器用なことができたら苦労しない。
それができるなら今だって僕は女子たちの輪に入れているはずだろ？

それはきっと私がまだ子どもだから…。

結局僕は、僕の45%を欠落させて、たった55%の女の要素で、100%女のふりをして生きるしかないんだ。興味のない話題でも全てついていかないといけない。
それに、僕が僕と言うのはきっと異常なんだ。周りから見ればイタイ奴って言われるのがわかっているから、学校では僕は私なんだ。

自分のことを異常って言ってしまったら、本当に異常になっちゃうよ！異常なんかではない！「イタイ奴」とか言うのは固定観念に縛られたかわいそうな人だけだよ！そういう人がまだいっぱいいるのは事実だけど…。
それに…学校で「私」なのは少しでも社会に適応しようと自分をコントロールしているからだよ？学校で「私」だからって「僕」の要素を45%全て封印する必要はないよ…。

そうなのかな…。
もう…僕は自分のことがわからないよ…。

私だって…自分のことがわからないよ…。

少なくとも宛メでは僕でいようと思う。
この小瓶を拾ってくれた人たちなら、僕が「僕」でいても、内心では僕のことをイタイと思う人はゼロではないだろうし、いるだろうけど、ここまで僕の文を読んでおきながら僕に直接文句を言ったり古い考えを振りかざしたりするイタイ人はいないはず…。

心の性は男と女のまっぷたつに別れることはない…か。一人称に限らず、自分で選びたいものを選べばいいんだよね…？

社会に適応『したい』から「私」になるというのも僕の選択だ。

性別に限定しなくても、自分の個性を封印して空気を読んで周りに合わせることが必要なのが大人…？

高校も卒業するし、早く大人にならないとね……。




（ここまで読んでくださって、ありがとうございました。散らかっていたり、矛盾だらけだったりして読みにくい文になってしまいましたが読んでいただけて嬉しいです！）