ああもうどうでもいい。
愛されてるとことも、
それでも愛されないことも、
ただずっと胸がぽっかりと空いているのも、
寂しいなんて感情があるのも、
痛いなんて痛覚があるのも、
大切なものも、
大事な人も、
もうないのだから。
たった少し残ったものも、
たった少しの感情も、
消えてくれない死にたいという後遺症も、
それでも続く死ねないという呪いも、
ちらちら見える希望という絶望もら
どうでもいいよ、今はただどうでもいい。
叫ぶ力もなくて、
ただ何となくここに打ってて。
どうせ返事なんて貰えなくて。
俺という存在も、
お金も、
愛も、
人望も、
偽物なんて。
もう全部、いらないから。
だからどうか消えてくれ。
全部全部、なくなっていいから。
俺に何も残さないでくれ。
いらないんだ。
なにも。
俺なんか、いらないから。
俺が俺を必要としないから。
だからもう。
ここから解放して。
死のうかな。
なんて言いながら、どうせ俺は死ねないから。
また今日も月を見る。
どうか早く死ねますように
誰に祈るでもない、ただの風の音