【小瓶主さんからお返事きたよ】
近々語ってみようと思いますの近々が近すぎるというツッコミありがとうございます。
元々の記念日の曜日と同じ曜日になるのが何年後かということについて語ってみようと思います。
○月△日が記念日としてその一年後の同じ日。
閏年を考慮しなければ1年は365日なので365を7で割った余りは1。
つまり1年で1つ曜日がズレます。
4年に一度の閏年が存在しないものとすれば7年で同じ曜日になることになりますね。
しかし4年に一度、閏年となって2月29日という日が加わることによって閏年では1年366日という計算になります。
通常では一年に1つずつ曜日がズレるはずなのに閏年では2つ曜日がズレることになるということですね。
7年間の間に閏年が一度あれば同じ曜日になるまでの年数が一年短縮されるので6年後。
7年間の間に閏年が二度あれば二年短縮されるので5年後に同じ曜日になります。
5年後、あるいは6年後がちょうど閏年になる場合、○月△日が2月29日より前か後かによって、11年後でなければ同じ曜日にならない場合もあります。
ではその閏年の2月29日の場合、同じ曜日になるのは何年後になるのでしょう。
曜日は日月火水木金土の7通りあって、閏年は4年に一度、その閏年のみを見た場合、曜日が一巡するまでに4 × 7 = 28年かかることになります。
これは閏年を考慮に入れた計算なので閏年でない年でも28年後には確実に同じ曜日になります。
つまり誰であっても28歳の誕生日は生まれた時と同じ曜日になるということです。
本文中でcを求める時に西暦を28で割った余りを算出してますが、その理由がこれです。
西暦を28で割った余りを求める時、暗算で計算するのが大変と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は1960,1988,2016などの28の倍数をあらかじめ覚えておけば、これらの28の倍数を引くことで簡単に余りが求められます。
あるいは1989年から平成になっているので1989年以降は「28で割った余り = 平成」と覚えておくのも便利です。
今回、度々語ってきた閏年ですが、基本的には4年に一度なのですが実際にはもっと複雑な決まりがあります。
・4で割りきれる年は閏年。
・でも100で割りきれる年は閏年ではない。
・でも400で割りきれる年は閏年。
このような後付け感ハンパない決まりがあります。
最も身近な例としては2000年が上記の決まりにより閏年となっています。
長くなってきたので今回はこの辺で書くのを止めます。
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