自殺したいと思わなくなった。甘え切った。自分で理解した。学校の暗記に頼る考え方では理解出来ない。自分で答えを決める

自殺したいと思わなくなりました。

私は9歳くらいから自殺したいと思っていました。
電源ケーブルで首を自分で絞めてみたりしました。
この時は「死んだらお母さん、お父さんは悲しんでくれるかな？」と期待していました。

社会人になって兄が自殺し、両親の支えと多忙な仕事をこなし結婚した頃、息が出来なくなり、うつ病と診断されました。
この時は「誰かに止めて欲しい」と思っていました。
なので、自己管理も全くせず日々を繰り返していました。

休職と復職を繰り返し、私の復帰を待ち望んでいた上司にも愛想を尽かされたその日、アルコールと100錠ほどの精神薬で大好きな曲を流しながら服薬自殺を試みました。

最後のお礼に書いたメールに違和感を持った上司が、私が仕事でお世話になっていた職場の人と一緒に2人で様子を見に来ました。
救急隊員に運び出される私は「死にたい。死にたい。」と繰り返していたようです。
私は記憶にはなく、目覚めたら病室でした。
尿道カテーテルと酸素吸引機。
父と母、上司と職場の人。
父と母は私に何故そうしたか尋ねることなく、ただただ上司と職場の人に謝っていました。

私を気にしてくれるいい上司に職場の人。
甘えれる人に甘え切った。
でも、精神的に助けてくれることはなかった。
ただ復帰を待ち望んでいただけ。

両親は昔と変わらず、世間体を気にして私を見ていない。

ずっと「誰かに助けて欲しい」と願っていたから、自殺したかったのだと気づきました。

誰も助けてくれないと心底理解しました。

当たり前のことなのです。
どんなに優しい人でも自分ではないので、自分のことを１００％理解して助けて欲しいなど思う方がおかしいのです。
親ですら自分ではないので、理解出来ません。

反対に自分も相手のことを１００％理解して、その人に合わせる必要がないのです。

自分を作るのは自分です。
時は「今」と「これから」しかありません。
過去は記憶でしかありません。
過去に言われた、されたことで「今」の自分の行動を制限される必要はありません。
過去に自分でした失敗に「今」の自分が縛られる必要はありません。
その記憶を「これから」に生かすことはすれど、その記憶で「これから」を棒に振っては勿体ありません。

人は皆、可能性の塊です。
自分には可能性がないと思い込まされています。
見える選択肢はたくさんあれど、選べる選択肢は限られている。
自分が自分の世界を作り上げていることに気付けばその意味が理解出来ます。

仲の良い友達と一緒にいるのも自分の意志。
嫌いな人を避けるのも自分の意志。
嫌いだけど何となく一緒にいるのも自分の意志。

「この現状を変えれない自分が悪い」と思ってしまう。
全くそんな必要はありません。
「今はそうならざるを得ない状況にある」と理解することが大切です。
そして、誰も責めないことも大切です。
もし、原因なる人がいても、その人も「今はそうならざるを得ない状況にある」のですから。

そこで「これから」をどうするかを考えて行動することで道が拓けてきます。

読んでいただけたことに感謝します。