毎晩、処方箋を飲んで眠り
このまま目覚めることがありませんように。
どうかこのまま死ねますように。と
そう思いながら眠りにつき
目が覚めると生きています。
仕事に行かなくなった今、必死に誰かのために
何をせずとも生きている
そんな自分を不思議に思います。
人の為じゃなくていい自分の為じゃなくていい
なにかの為じゃなくていい。
何故なら無意識のうちに私たちは生きているから。
生きていくことは、お金が無いと他人が居ないと衣食住が無いと生きていけない。
考えるだけでまた、目を瞑りこのまま目を開けることがありませんようにと願い眠る。
息をする。1ミリでも指を動かす。重たい体を起こす。苦しく息詰まった喉を開き言葉を発する。
ただそれだけされどそれほどのことをできる私達は
汚れを持ちながらも過去を持ちながらも今がありながら
未来を見られなくても
なんでもいいんじゃないでしょうか。
うん
なんでもいいよどうでもいいの
どうせ死んでやるからやりたいようにしてやって
明日生きてればそれはそれ
私の身体は私の心は私のモノ。
ループの中に鍵はある。