親にもきょうだいにも友達にも祖父母にも親戚にも恋人にも先輩にも後輩にも
わたしは愛されているといつも実感できている。
愛されるためにいい子でいようなどと考えたことはないからだめなところも隠さず見せているが、それでもたくさんの人にありのままのわたしを愛してもらえている。
でもなぜかいつも寂しい。愛に飢えている。
愛されたい愛されたい!!
親に大事に大事に育てられ、祖父母や親戚にかわいがられ、弟とは仲がよく、友達がたくさんいて、親友も何人かいて、先輩にかわいがられ、後輩に慕われ、彼氏がいて、かわいいと言ってくれる男の子たちもいて、
自分でも十分だと思う。
わたしもみんなのことを愛しているし大事に思っている。
それなのに愛が足りない愛されたいと思ってしまうのはなぜなのか?
とても幸せだし不幸だと思ったことは人生で一度もないし、おかげさまで楽しく充実した学校生活を送れているのに
愛に満たされていないと感じるのはなぜなのか?
どうしてこんなにまだまだ愛されたいと思うのか?
愛されたい。
そのありのままを、隠してしまっているからかもしれない。
これはサラサラ違うかもしれないけど、どこか自分を離れたところから見ている節はないかな。
苦しいくらい寂しい時の自分から離れて、本来とは少し薄まった寂しさを感じているというか。
意地悪な質問をしちゃいますけど、本当に不幸だと思った事は一度たりともないのですか?
今まさに満たされないと感じている事へ、戸惑っているのに?
不幸になれという話ではありません。本当に不幸を感じていないという事なら、私の見当違いなのですみません。
けれど、もしも、ですが、本来感じている何かを見なかったように扱ってしまうのは、自分への愛を欠く事に繋がってしまうのではないでしょうか。
もう一つ別の余計な事を申しますと、自分への感謝が、自然と心から湧き出てきた事があるでしょうか。
ありがとう、とは、いい事も申し訳なさも含めて、ありがとう。とも言えるのだと、勝手ながら思っています。