私が十代の頃、少しだけ音楽を聴いた事のあるアーティスト達と、彼らが関わったバンドの情報を、先日検索して閲覧した時の懸念と、衝撃が忘れられない

おはようございます。いつもお世話になり有難うございます。

＊今回の小瓶は、「（そのバンドは、自分たちの音楽の歌詞に、性的に過激な言葉を多用している）」という言葉が出て来ます。
その他には、性的にセンシティブな内容の文章は、出て来ませんが、苦手な方は、勝手なお願いをして大変恐縮ですが、ご注意をお願いいたします。

30年位前、私が中高生の頃、海外の、メジャーではない某テクノ系アーティストの音楽を少しだけ聴いた事がある。（以下そのアーティストを"M"とします）
今思うと、本当にイキった可愛げのない、そのくせ明るさの欠片も無くひねくれた、陰気な子供だったと思う。、


Mと、彼と一時期よくコラボしていた歌手Nの事をふと先日思い出して、彼らについてスマートフォンでネット検索し、出てきた情報をいくつか見てみた。

そうしたら、Mの10数年前の近影画像（恐らく中高年になっていると思われる）が、
失礼千万を承知で書かせて頂くが、やつれて酷く不健康な印象を強く持ってしまい、ショックを受けてしまった。
Mは一体、大丈夫なのだろうかと、心配になってしまった…

彼と一緒に仕事をしたアーティストが、後年、アルコールと薬物の過剰摂取により亡くなったという情報を見てしまった事もあり、懸念を覚えてしまった。

またMが牽引役を務め、Nがヴォーカルを担当したあるアンダーグラウンド系バンドの情報も、スマートフォンのウェブ上で見た。
（そのバンドは、自分たちの音楽の歌詞に、性的に過激な言葉を多用している）

そのバンドのヒット曲を収録したCDのジャケット（1990年代後半に発表された）は、
仔猫の顔に黒目線（プライバシー保護の目的で、顔写真の両目の部分を隠すために入れられる黒い太線）が入った写真のジャケットの隅に
"PARENTAL ADVISORY EXPLICIT CONTENT"のロゴ（全米レコード協会が定めたメッセージロゴで、未成年者には不適切と見なされた音楽作品に表示されるという）
が添付されている以外は、何の変哲も無いものだったのに
私は何故か、"迂闊に、闇雲に近づいてはいけない危険なものだ"という、途轍もなく恐ろしい雰囲気をヒリヒリと感じてしまい、非常に慄然とした。

スマートフォンで、そのCDジャケットの画像を見てしまった時の事が脳裏に焼き付いてしまい、思い出すと、体が震え上がってしまう。

私は、迂闊に触れてはいけない、生半可な気持ちで関わってはいけない世界を、見てしまったのではないか…？

子どもの頃、あまりに危なく恐ろしい世界に近付こうとしていたのかも知れないと、私は顔面蒼白になる思いがした。
私の心の中に、あまりにも重いものが残ってしまった。

ここまで読んで下さり、有難うございました。