中高生の時に影響を受けた本をただ書いていくだけ

中高生の時に影響を受けた本をただ書いていくだけ。

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』リック・リオーダン著
海外ファンタジーといえばハリポタよりもこれが思い浮かぶ。ギリシャ神話の神々と人間とのハーフである主人公のパーシーが、アメリカを舞台に大冒険をする。
好きなキャラはアレスの娘クラリサ。続編として『オリンポスの神々と7人の英雄』『アポロンと5つの予言』がある。あたしのバイブル。

『ウォーリアーズ』エリン・ハンター著
野生の猫の生活を描いたファンタジー。厳しい野生の掟や他の一族との確執・攻防。飼い猫出身であるために馬鹿にされる主人公のファイヤハートは、自分の力を証明することができるのか。猫の目から見た世界や独特の宗教観、そして自然の描写が美しい一冊。めっちゃ泣ける。

『デルトラ・クエスト』エミリー・ロッダ著
王国の失われた宝石を取り戻すため、少年は旅に出る。著者のエミリー・ロッダ氏は他にも『勇者ライと三つの扉』『ティーンパワーをよろしく』等も手がけており、児童文学界の神と言っても過言ではない。

『ポポロクロニクル』田森なんとかさん著
著者名忘れた。ゲーム『ポポロクロイス物語』シリーズの世界観で描かれる冒険。ゲームお馴染みのキャラも登場する。森で育ったムルカは、亡くした友人の言葉を頼りにポポロクロイスへ訪れる。そこで待ち受ける大きな冒険とは……。同著者の『金の月のマヤ』も面白かった。イラストも幻想的で素敵。

『ゴーストハント』小野不由美 著
小野不由美といえば十二国記を思い浮かべる人も多いと思うが、ゴーストハントも捨てがたい。心霊事件を扱う事務所で個性的なメンバーが事件解決に挑む。ナルシストの所長や化粧がけばけばしい巫女、破戒僧、美少女霊媒師、そして主人公にしてアルバイトの麻衣。チームワークも怪しい彼らの運命や如何に。ホラー好きにお薦め。

『レッドデータガール』著者忘れた
日本の宗教を題材にした学園ファンタジー。修験道や陰陽師、戸隠の忍者など、それぞれの立場や期待を背負い、それぞれの能力の世界遺産認定を目指す。これで一時期修験道にハマった。

『哲学ディベート 倫理を論理する』高橋昌一郎 著
死刑制度や性産業、安楽死の是非等の問題を様々な意見・立場から深掘りしていく。先生と複数人の生徒が会話をするという形式で書かれているため、哲学初級者にぴったりの一冊。これをクリアしたら同著者作の『理性の限界』も読んでみよう。

『ラーマーヤナ』
『マハーバーラタ』とともにインドの叙事詩として有名。ラーマ王子は攫われた王女シータを助けるために、強大な力を持つ羅刹ラーヴァナに挑む。これを読めばカースト制度やバラモン教の知識がつく。ちなみにカーストをこれで学んだアタシは、友人からスクールカーストという言葉を聞き、｢皆ラーマーヤナ読んでるんだ｣等とアホなことを思っていた。


もっと色々と読んできたけど、とりあえずこれくらい。
やっぱり一番好きなのは、パーシー・ジャクソンかな。翻訳の金原瑞人さんのワードチョイスも面白いし。


ヤングアダルト向けの本ばかり読んでたね。文庫本よりもハードカバー版が好きで、分厚くて重たい本を毎日抱えて登校してたっけ。よくやれたよなぁ。対してライトノベルは好きじゃなくて、拒否してたなぁ。今も読む気になれないや。

また面白い海外のファンタジーでも探してみようかな。
図書館の、誰も行かないような地下書庫の隅っこで、誰も読まなくなった本を発掘する。
そんな生活も素敵じゃない？