前回と前々回の小瓶で「努力は全く望んでないすんごい小さい、十分の一にも満たない形で返ってくる」って書いた。
九月からインターに通い始めてはや三ヶ月目。ようやく、三ヶ月の努力は私の元に返ってきたらしい。
三ヶ月分の努力にはとてつもなく不釣り合いでめちゃくちゃ少ない形で。
その一:英語のリスニングテストと数学のテストで日本でいう80点代取った。(点数の付け方がちょっと日本と違う)
多分、私のこと何も知らない人からすると超どうでもいい。
だけど、これは私のことをよく知ってる人からするとかなりすごくてめちゃめでたいことなんだ。
リスニングテストは私が最も苦手とする声が低い男性。しかも問題文は教科が英語だから当たり前だけど翻訳機は使えない。たとえ英語のサポートクラスに入っているくらい英語ができなかったとしても。
それでもちゃんと合格した。
数学だってそう。
三角関数っていう、高校生で習う単元を英語で教えられて、始まりたての授業の時は何にも、計算式すら書けなかった奴が。
合格したんだよ。
その二:プレゼンテーション褒められた
これを書いている週の一週間前から理科のサポートクラスにも入った。
もちろん、英語ができない=理科の授業内容理解してないっていう流れで。(事実なので何も言えない)
理科のサポートクラスなんだけど、どっちかっていうと英語の勉強のついでに理科もやってしまえ、みたいな感じ。
しかも、かなりそれが荒療治。w
授業中にクラスメイトの前でプレゼンするっていう。w
先生的には「英語できないなら無理やりにでも喋ればいいのよ!」みたいな考えらしい。
すんごい荒療治なんだけど、正しいんだよなこれが。残念ながら。w
一、二分でいいとは言えど、ずっと一人で喋らなきゃいけないから、ちゃんと自分で言うこと考えて、暗記した。
下手に翻訳機使うと難しい単語が混じってきて覚えにくくなっちゃうからね。
結果から言うと、まぁ成功とは言えなかった。
声小さかったような気がしたし、言葉に詰まったし。
それでも、あの時できる最高レベルでちゃんとプレゼンはした。
どうやら成功しなかったとは言っても、努力はちゃんと伝わっていたみたいで。
いつも静かな感じのよく一緒にいる女の子が、「さっきのプレゼン、よかったよ。また次も頑張ってね」って褒めてくれて。
先生も褒めてくれた。
言葉なんて一瞬で消えちゃうし、うわべだけの可能性だったある。
それでも、やっぱり嬉しいもんは嬉しいんだよ。
三ヶ月はおおよそ90日。
90日の努力は十分の一にも満たなくてすっくなくて、言葉にし難いくらい嬉しい形で返ってきたんだよ、っていう話。