私の体は完全なる女の子です。でもその体格や女の子特有の丸み(胸が膨らむ)などのことが自分の体に起こるということがとても嫌です。

自分は心も体も女のものです。
ただ、女性特有の変化を受けいれることができていません。
だからなのか、とても共感できる所がありました。
下着ですが、自分はNstyleというお店のを使っています。自分的には結構良かったです。
洋服ですが、自分は兄と服の好みが合うこともあり、主さんと同じように兄の服を借りてます。
髪ですが自分は今めちゃショートです。もともとは背中くらいまであったのですが、気分で切りました。自分も学生ですが、周りの人の目もイメージも変わった風には感じません。普通に「切ったんだー」的な笑
ショート＝男て訳でもないので家族も心配しなくても良いと思います。自分は髪を切ったことでの変化はほとんどありませんでした。

少しでも理想の自分で生きられるといいですね。

こんにちは。
学生の時期って、周りの目が気になる環境ですよね。今の日本でも、まだ制服や頭髪のことで男女を分けがちなところもあるので余計に気を遣っておられることと思います。

また、ご家族に今すぐ理解してもらえるのか、そもそも親御さんに理解して受け止めてほしいのか、というところは難しいですね。
12〜13年間、女児として主さんを育ててきた感覚から、女性の身体としてできあがっていく娘に対する接し方には、どうしてもなってしまうと思います。
これから先の数年間、主さんの振る舞い方が定着していくにつれて、ご家族も「うちの子らしさ」として協力者になってくれるかもしれません。


ここからは、長くなりますが私の話をさせてください。
体の性別は女性で、性自認も女性の30代です。
服装や頭髪、仕草などの振る舞う性は男性寄り、
恋愛対象は6:4で男性女性どちらも好きになる、いわゆるバイセクシュアルです。実際に男性とはお付き合いできましたが、女性を好きになっても、社会的にどう見られるか、受け入れてもらえる勝算の乏しさ、その後相手との関係を壊したくないという理由から、自分からアプローチしたことがありません。
20代後半になって婚期というものにさしかかってから、母やきょうだい、仲の良い友人らに少しずつカミングアウトしました。
それまでの仕草や口調、考え方なども分かっていたので、みんな「そうか〜。」くらいの反応で受け入れてくれました。特別に肩肘張らずに、小出しで自分を出してきてよかったです。
ただ、母から「あなたが母になる確率は、男の子と結婚する娘さんより低いのよね」「孫の顔見たかったわ」と言われたのは、なんとも言えない寂しい気持ちになりましたが…。

職場では特に何も言っていませんが、数年前から髪を短くし、服はメンズを着まわしています。スーツもネクタイ着用で、メンズのものを仕立てました。同僚は、かつて私が女性的な服装をしていた時期を知りつつも、今の私と普通に接してくれています。
その他近所の方たちは私を見て「ねーちゃん」など呼んでくれていますが、姿形が男性寄りの私のことを、そこにいる人としてただ受け入れてくれている感じです。
これがもし、10年前、20年前、そしていつきさんと同じように中学生のころだったら、時代がここまで寛容ではなかったでしょう。

まず、第一にお伝えしたいのは、
性の振る舞いに対して、時代はどんどん受け入れ体勢になってきているということです。
また、一人一人が性自認やどうありたいかという自分自身の命題と、向き合って考えられ土壌がこの10年でぐんと変化しました。たぶんレインボーパレードやJGBTQ＋、ソジーや国籍文化の多様性にたいする認知啓蒙が進んできた結果でしょう。
地方によって多少誤差はありますが、少なくとも、主さんのように若く新しい世代は、私たち30代よりもっと、多様性に対してフラットに捉えてくれて、なおかつ人それぞれの良さ、好み、個性に対して尊重する風土があると感じます。

学生さんは、みんな同じ制服を着て、身体的なちがいが目立ちやすいシステムになっていますよね。
最近だとジェンダーレス制服が導入される自治体も多いですよね。
もしいつきさんが心理的に負荷を感じないのであれば、学校の生徒会や生徒指導の先生、校長先生などの決定権あるや、市町村の教育委員会といった啓蒙通知する側の機関に「制服について、こういった考えがあってつらいのですが、男女の見た目の差をなくしやすいデザインに変更したりできませんか」と匿名相談してみることも、ありかもしれません。
（制服などの校則については、学校のトップやリーダーだけで決めるのではなく、全校生徒の意見を取り入れて刷新していくので）

下着については、私がしていることをお伝えします。
もともとあまり胸が大きくないのでできていることもあるかもしれませんが、参考になればさいわいです。
金銭面で親御さんの理解が得られれば可能かもしれません。
①カップが取り外せるタイプのスポブラを買って使う→乳首は浮かなくなる。
②ブラレットという薄手でカップの付いていないブラを着る→乳首は浮かないし、胸の丸みが誇張されない。ただ売っているところが少なくてH &M（安い）やインティミッシミ（高い）で購入しました。
③冬はノーブラで過ごす→今季節だからできること。ブラ代わりに肌着を重ねたり、セーターなど厚着で誤魔化しましょう。
※体育のある日はブラつけてないと胸が揺れたり、乳首が浮いてしんどいと思います。
④パンツはファミマやユニクロで買えるメンズのボクサーにする。意外と布が多くてあったかい。生理の時だけ女性用の生理ショーツにする。
⑤スーツを着用する時だけ、腰回りの丸さを補正する下着を着ています。着圧タイプでめちゃくちゃ苦しいですが、お尻の丸みが抑えられて嬉しいです。

私は、身体そのものを完全に男性化させたいとは願っていません。
ただ、近年は胸が単純に邪魔だな、疾患ないけど乳腺取るのってだめなのかな？生理が自分の女性性を突きつけられている感じがして苦しいな、婦人科でピルのことを相談したい、と考えるようになりました。

一方で自分のお尻と胸の丸みに対しても「私らしさ」「丸くて可愛くて触ったら柔らかくて落ち着く」「なんか可愛くておもろい」「でも邪魔くさい」くらいに思っています。
いつきさんは、どうですか？

体の造りがどんどん変わっていく時期で、いきなり自分が勝手に変えられていくような違和感があるかもしれません。
女性の身体は、思春期のあと30代からホルモンバランスが崩れやすくなったり、閉経前後でまたどっと変化します。
その時その時で、主さんが自分の身体を好きになり、自分らしい振る舞いや、自分らしい愛の抱きかたができますように。時代は、よくなっています。これからも変わっていきます。

最後に、
キラさんというFTMのゲイインフルエンサー（デザイナー）さんがいらっしゃいます。
有名なドラァグさんとオープンな交際をされており、インスタなどでその様子を垣間見ることができます。
また、ゲイになることに、必ずしも女→男の性転換は必要ありません。
自分がどうありたいかが重要です。

以上、長々とお話失礼しました。
クリスマス、そして来年もこの先も、いつきさんがハッピーに過ごせますように！