私は中二から中三にかけて、強烈ないじめとまではいきませんが、嫌がらせのようなものを受けていました。
私が通っていた中学校にはスクールカーストのようなものがあり、私は文化部に所属していたので大体中か下の方なんだろうなと認識していました。
友達は少数でしたが他クラスにいたのは唯一の救いでした。
中一の時は皆、スクールカーストというものを意識しておらず、極端なグループ割れや嫌がらせも少なかったように思います。
私が一番辛かったのは、中一の時に仲良くしていた人たちが皆離れていってしまったこと。
今まで普通に会話していたのに、いきなりあからさまに避けられたり、睨まれることはもちろん、私だけでなく部活や友達のことまで馬鹿にするような内容の言葉をかけられ、悲しさと同時に怒りも込み上げてきました。
当時は言い返す勇気もない弱い人間だったので、ひたすら耐えるまま。
中三になってクラス替えがあり、しばらくはおさまっていたのですが、
受験の一ヶ月前もきっていた頃、
今度は別の人たちから同じような嫌がらせを受けました。
わざと聞こえるくらい大きな声で、
「暗い、女子っぽくない、地味だ、変、おかしい、クラス一緒になって最悪、残念だ。」などといったことを毎日のように言われ、
もう少しで殴り掛かりそうな勢いでしたが、受験を控えている大事な時期にそんなことはできず。
大事な追い込みの時期、受験勉強も手につかず、あまり勉強が捗らなかったことを覚えています。
そのせいで第一志望の進学校に落ちたとは思っていませんが、
くだらないことに時間をとられたのが悔しくて悔しくてたまりません。
結局、何も言い返せないまま、何もできないまま中学を卒業し、たいして行きたくなかった滑り止めの高校に入学して今に至ります。
今、私は高校二年生です。
中学の人たちを見返してやろうと、勉強も頑張って学年一位をとり、運動は元々大好きだったので体育の時間も一生懸命取り組みました。
積極的にクラスの仕事も手伝い、副委員長にも立候補したりと新しいことに挑戦して、自分なりには頑張っていると思います。
また、内面だけでなく外見だって変えてやろうと三年間短くしていた髪を伸ばし、服装も思いきって変え、前よりも美容に気を遣ったりと日々努力してきました。
それでもやっぱり空回りしてしまう時もたくさんあって、
周りの人の顔色を伺いすぎて、自分から積極的に行動できなかったり、
いじめていた人に似ている人や怖そうな人には話しかけることができないことも結構ありました。
高校は少し遠いところに通っていますが、電車や地元で中学の人に会うたびにその時の嫌な感情や記憶が頭に浮かび、心臓がバクバクします。
いじめの一番怖いところは「いじめられた後」なのだと知りました。
しかし、もちろん私以上にひどい嫌がらせ、というよりも「いじめ」と言って良いくらいのことを受けている子もいたので、
私がされ続けていたことは、堂々と「いじめ」と言っても良いのだろうか?と、今でも疑問に思っています。
そもそも、いじめに基準なんてあるのでしょうか?
長文失礼しました。
今まで、この話を他の誰かにしっかりと話したことがなかったので、この機会に誰かに聞いてもらおう、と思い小瓶を流します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。