今日、3月26日は大学の卒業式だった。
サークルの先輩方も卒業された。グループLINEで集合写真を撮る話をしていたみたいで、その後に楽しそうな写真が上がっていた。
在校生も会場に行っていたみたいで、一緒に写っていた。
私からしたら、いつの間に皆会場に行ってたんだろって感じでした。
先輩方の顔見て、お話したかった。追いコンが最後なのは少し悲しかった。
でも考えてみると、私が行ったところで孤立不可避だし、写真撮ってくださいなんて言える間柄の人はいない。
行って1人ポツンとなった時にきっと後悔すると思う。
やっぱり付き合いが浅いから絡みにくい。それは向こうもそうだったんだろうけど。
幹事長はすごく良くしてくれたなあ。
体験に行った時から話しかけてくれたし、半年ぶりに顔出した時も覚えていてくれた。
他の人と話すのはやりにくくて無口になったけど、幹事長が気にかけて話しかけてくれたおかげで完全にぼっちにならずに済んだ。
ペアを組む事になった時はすごく褒めてくれた。
球持ちがよくて駆け引きしやすい、めっちゃいいとこを狙ってるって言ってくれた。
点が取れた時にハイタッチしたのは鮮明に記憶に残っている。
「俺たち相性めっちゃいいよね」そう言われたのが一番嬉しかった。
もっと色々話したかったし、テニスしたかった。
私があと1年早くサークルに入っていれば、なんて思ったけど、あんまり馴染めないのは変わらないか。
壁を感じる。
自分がやりたい事をしに行くだけだって割り切って考えようとしたけど、やっぱりやりにくい。
仲がいい人間がいるってどんな感覚なんだろう、もう忘れてしまった。
今までは幹事長や先輩方がいたけど、これからは自分でやるか、やめるか。
まあ、サークルごときやめたって特に損はない。
テニスができる楽しみは無くなるけど、それだけ。
時間が経てば、自分が集団の中にいた幸せな錯覚も、気まずい雰囲気も思い出せなくなる。
いつまでも先輩方の事をグダグダ考えるのも生産性がないし気持ち悪い、もう会えないんだから。
それなのに、どうしてこんなに考えてしまうんだろう。特に幹事長。
優しくしてもらった事が少ないから新鮮だったのかな。