産まれたからには生きなければならない。
生を受けてこの世に産まれる。
当たり前の事です。
と世間は言います。
見方を変えてください。
生きなければならないという呪いを受けてこの世に産まれてしまった。
俺は物心ついた頃から常に死にたいと思って生きてきました。
小学生、中学生の頃は担任の先生に「貴方は考えすぎです」と言われていました。
何故死にたいと思ったのか…原因は祖父母と、両親の離婚。
詳しい理由は省きます。
少なからず両親に甘えられない環境で育った俺は、卑屈な性格であり、一般的な子供が将来の夢を当たり前のように思い描くように、俺は自分の将来が自殺で終わるのだろうと悟ったビジョンをずっと思い描いていました。
時は流れて現在29歳となりました。
20年以上、自分の産まれた意味と、生きる目的を解いては答えが見つからない辛さを味わいながら生きてきました。
周りからは明るく見られるタイプの卑屈な性格で、誰にも心を打ち明けられず溜め込むタイプ。
そんな性格が災いして、多くの失敗をしてきました。
10年間同じ会社で働いた社会的地位も辞めてしまえば意味もなく、残ったものは鬱病のレッテルと大きな借金。
今までの人生は得られる物が1つもなく、現実的に失った物が多く、失うものがまだ有るとすればそれは、
「一番要らない自分だけ」です。
29歳
同世代の人間は子供の頃に描いた夢が現実になる辺りです。
周りを見ると独立して成功したり、結婚して子供がいる人間もチラホラ見かけます。
俺自身、子供頃に見えたビジョンに限りなく近づいています。
趣味、仕事、家庭。
生きる目的の分かりやすい例だと思います。
でも俺は、生きる目的や生まれてきた意味を長年探してきた癖に結局一番自殺に近い人間となってしまいました。
今までは環境のせいにしてきましたが、真理を突くならば、結局は自分自身のせいでした。
そして今になって死にたいと言っても周りが、世間が死ぬことを許してくれません。
生きなきゃ駄目だ
それは呪いの言葉に近いと思います。
心が磨耗して、周りの優しさが鋭いナイフのようです。
かといって暴言は鈍器のように重い痛みを伴います。
自分の事は自分にしかわからない、そんな殻に閉じ籠っていたせいで人の言葉を信用できません。
逆に自分を信用してきてくれた人を突き放してきてしまいました。
あの時、自分の人生は自殺で終わる
そう思った少年時代から成長が止まったまま今に至る子供、それが29の俺です。
今まで生きるのが辛かったけど、これからの人生はもっと辛い。
今まで独りぼっちと思い込んでいた俺は、本当の意味で孤独と向き合わなければならない。
救いが有るとすればそれは死だけかもしれません。
名前のない小瓶
79731通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
救いがあるとすれば、読書かもしれない。29歳ならまだ脳も柔らかい。貴方の関心のある本や、世界文学などをたくさん読んでみたらどうでしょう。
私は30過ぎて山本周五郎の小説を読んだら、あまりに面白くてハマってしまいました。江戸時代の人情物です。
名前のない小瓶
精神疾患とアルコール依存症経験しました。
自助グループの先輩が言っていたことを反芻。生きながら死んで生き直す方法だな、って思ったこと。今までのプライドと過去を手放して、一から自分を顧みる。難しいけど、辛いけど、生きづらさ抱えた自助の仲間に頼りながら、やり続ける。今より10年後は楽になると信じたい。
お腹すいた
産む時に、一声かけて欲しいですよね。確認取ってから産んで欲しいですよね。だって、一回生まれてしまったら、そのあと80年間も頑張って生きていかなくちゃならないんですよ。怖いし痛い思いをしなくちゃ途中でやめられないんですよ。ひどい話ですよね。親は皆勝手だって思います。自分だったらこんな辛い世界に子供を生まれさせたりしないなって。
きっと私も最後は自分で自分を殺して終わります。本当にいざとなったら自分を殺してしまえばいい、それだけが唯一の心の支えでもあります。お互い生まれてしまって不安でしたね。
来世はふわふわのかわいい猫になって、のんびりお昼寝して愛されて生きましょうね。
ななしさん
色々な思い抱えて生きてる人いる。
色々な人と色んな話してみると、
それぞれ皆んな一人一人ストーリーが違う。
それぐらい生き方、過去がバラバラで多種多様である。
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